カワセミ通信32(2009年6月)

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更新日:2009年6月11日

カワセミ通信32
 そろそろ本格的に雨の季節になります。広袴町の田んぼにも水が入り、田植えが始まりました。ちょっと曇りがちの夜が空けきらないような朝には、ホトトギスの声が上空から聞こえてきます。ホトトギスはおもに、ウグイスに託卵をすることが知られています。(託卵;他の種の鳥の巣に卵を産み込み、仮親に託して育てさせる)この鳥の声が聞こえるとウグイスは一斉に鳴くのをやめてしまいます。ホトトギスは夜半に鳴くこともあり、鳴き声が夜空を渡るのも初夏の風情のひとつです。
 5月の後半は真光寺川のあたりでも、夏鳥が渡りの途中に立ち寄ってゆきます。オオヨシキリが別名の行々子(ぎょうぎょうし)のとおり、にぎやかに囀(さえず)り、エゾムシクイやメボソムシクイなどのウグイス科の野鳥もさえずりを聞かせてくれました。メボソムシクイは高山帯で繁殖する鳥ですが、そのメボソムシクイのジュリジュリ、ジュリジュリという囀りが市役所の前庭のコナラの林から聞こえてきたのにはちょっと驚きました。

 さて、先日、ラージボール卓球というものを見学しました。ラージボールの大会が町田市総合体育館であると聞いて出かけました。近隣の各市だけでなく関東地方全体から、遠くは岩手県から、500人もの参加者が集まっていました。参加者の大半は高齢者で最年長は86歳の方だそうです。この卓球は、始めからシニア向けスポーツとして考案されたもので、使われるボールは普通の卓球のそれより一回り大きく、その分打球のスピードが遅くなり、ラリーが続くのが特徴だということです。
 それにしても、見たところ、打球の速さと言い、スマッシュを拾うフットワークと言い、とても高齢者とは思えない試合振りに感心しました。ある方は、「毎日スクワットを100回やっています」と話してくれました。
 卓球に限らず、ゲートボールをはじめ、高齢者にふさわしいスポーツもいろいろあります。健康づくりと相互の親睦、仲間作り。これからも、スポーツの持つ魅力が活きるまちをつくって行きたいものです。

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