カワセミ通信22(2008年7月)

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更新日:2008年8月6日

カワセミ通信22
 毎日暑い日が続きます。朝の犬の散歩も、少し出遅れると暑さを感じるようになりました。
 朝刊を取りに玄関先に出ると、頭上からエナガの鳴き交わす声が降ってきました。15~20羽の群れです。おそらく2,3家族が一緒に行動しているのでしょう。なかにシジュウカラも少し混じっています。秋から冬になると、メジロやコゲラなどが加わり、3,4種類の小鳥が群れを作って移動する「混群」がよく見られます。このエナガの群れはその“はしり”のようです。真光寺川のカルガモのヒナもだいぶ大きくなり、親鳥の半分以上の大きさになりました。
 さて、我が家の近所にはまだ畑がかなり残っていて、早朝から畑仕事をする何人かの農家の女性と挨拶を交わします。畑では、ジャガイモ、トマト、ネギ、サトイモなど季節に応じてさまざまな作物を作っています。それぞれの畑の縁などには、季節ごとに、色鮮やかな花が道行く人の目を楽しませています。
 花作りをしているある農家の方の話によると、最近、この方が10年以上、丹精込めて栽培してきたグラジオラスの株が、夜中のうちにごっそり引き抜かれてしまったそうです。花盗人などという言葉もありますが、こういう行為はれっきとした犯罪で、なんとも嘆かわしいと言うほかありません。

 盗みとは別ですが、最近の“はやり”でしょうか古いことばで「狼藉(ろうぜき)」と表現するような、花を折ったり、切ったりする乱暴な行動がよく報道されています。この辺りでも、やはり通学路沿いの畑のふちに、アガパンサスを一列に植えてくださっているところがありますが、この青紫色の花の並びを端から棒のようなもので切ってしまうという、子どものいたずらにしても度が過ぎる「事件」が起こりました。もっとも、チューリップの花首を端から傘で切り払っている男性のTV映像を思い起こせば、児童、生徒の仕業と決め付けるのもどうかと思われます。
 花にも命があります。昨今の世相、風潮と済ませずに、私たちは、何か根本的なところから直してゆかなければいけないと思います。
 梅雨どきのタチアオイに続いて、それに花の姿が似たフヨウも咲きました。 夏本番、暑さもひとしおですが、畑のヒマワリやオニユリを楽しみに、また、ありがたく感謝しながら散歩をしています。
 

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