カワセミ通信19(2008年4月)

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更新日:2008年8月6日

カワセミ通信19
 新緑がまぶしい季節になりました。また、この季節は花の季節でもあります。4月は特に、たくさんの草木の花が競い合って咲き、花の移り変わりが早くなります。
 真光寺川周辺では、桜(ソメイヨシノ)のすぐあとに、鶴二小の通称「がんばり坂」で赤白のハナミズキが開花しました。この坂にはPTAの皆さんの手で花壇の世話がされていて、4月はアイスランドポピーやチューリップなどが色とりどりに咲いています。川沿いや住宅地の周りではドウダンツツジの小さな白い釣鐘型の花が今を盛りと咲いています。
 田んぼの畦のあたりでは、タンポポ、カキドオシ、キランソウ、カラスノエンドウ、ヘビイチゴなども道端を飾っています。
 さて、今年は市制施行50周年ということで、例年の「さくらまつり」も、企画を拡大して実行し、実行委員会主催の祭りも、新しく、芹が谷公園をメイン会場としてお祭り広場を設けました。また、薬師池公園や恩田川周辺、玉川学園駅周辺などでも市民の皆さんとの協働事業としてイベントを実行しました。今年のさくらまつりは、幸いにも満開の花のもと、楽しいお祭りになりました。
 とくに、尾根緑道のさくらまつりでは、市民グループの皆さんの手によって、6カ所の「エコ・ステーション」が設置され、花見のお客様や市民に呼びかけ、資源になるものの分別・回収がされました。お花見といえばお酒とごみの山がつき物だったのですが、今年は“散乱ごみがゼロ”という、気持ちの良いさくらまつりが実現できました。リサイクルされたビン、缶、割り箸や紙コップなどは200キログラムを超え、出店者のダンボールも300キログラム近くで、合計500キログラムがリサイクルできました。
 ごみとして焼却に回ったのが昨年(2620キログラム)の半分以下になったとは言え、それでも1200キログラム以上ありましたので、十分とは言えません。しかし、大規模な出店のあるイベントでリサイクルをするというのは初めての試みでもあり、また、市民の自発的事業でもあり、かつ無償の活動でもあり、大いに評価されてよいのではないかと思います。協力いただいた市民の皆さん、「エコ・ステーション」を担当された市民団体の皆さんには改めて感謝申し上げます。
 今年は50周年のイベントが数多く計画・実行されています。それぞれのイベントを実行される方、またイベントに参加されたときには、「ごみ」の、というより「資源物」の、リサイクルに心がけていただくようにお願いします。

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