カワセミ通信8(2007年5月)

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更新日:2008年4月1日

カワセミ通信8
 鶴川駅の近くにある「香具山記念館」裏手の林で、渡り途中のキビタキのさえずりが響いていました。真光寺川近くの雑木林には、エゴの木が沢山の花をつけています。白い小さな花が下向きに咲き、雨や風の時に、静かに、降るように落ちて、地面に白いじゅうたんを敷いたようになります。咲いているときより散り敷いた時のほうが風情があります。この「エゴ」は秋に成る実に毒があり、えぐい(苦い)ことからその名がついたそうです。
 冬越しの貯食をすることで知られている野鳥にヤマガラがいます。この鳥はドングリなどの木の実が好物で、“えぐい”エゴの実を集めているのに出くわすことがよくあります。
 さて、来年2008年(昭和の通算でS83年)は町田市制施行50周年になります。町田市ではこれを記念する事業をどうするか、今、庁内プロジェクトチームをつくって検討中です。市民の皆さんからは、こんな事業をしたい、こんなイベントを企画したが協力してほしい等のご意見が多く寄せられるようになりました。それにしても、50周年を目前にして、準備が遅くなってしまい、市民の皆さんにはご心配をお掛けしています。スケジュールやイベントの構想などをなるべく早くお知らせしていきます。
 50周年は、全世界とまではいかなくとも、全国に情報発信できる良い機会です。たとえば、商業、交流の拠点としての町田の歴史や、自然環境など町田の「個性」や「特長」を活かした、創造的な催しなどが出来ると良いと思っています。
 50周年のイベントが、次の50年のまちづくりのきっかけになるようにしたいものです。どうぞ積極的にアイディアを提案下さるようお願いします。

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