カワセミ通信15(2007年12月)

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更新日:2008年8月6日

カワセミ通信15
 朝の散歩は、降りた霜で真っ白な畑や草地の景色の中を歩いています。クヌギもコナラもすっかり葉を落として、真光寺川流域も冬景色になりました。ハイタカやチョウゲンボウが小鳥を追うのを何度か見かけました。
 彼岸花の葉が旺盛に繁茂しています。花茎が倒れた後、芽を出して、今頃はきっと地下茎に栄養を蓄えているのだと思います。寒さの中で、枇杷(びわ)も白い花をつけています。6月のころ、山吹色の実をつけたときには目立つ枇杷も、花のほうはこの時期に“ひっそり”と咲いています。
 さて、2月に発刊される「ひっそり生きる町田の自然」のゲラ刷りがあがってきました。この本は今から35年も前の昭和48年から昨年、平成18年まで、270回という長い間、「広報まちだ」に連載されたものを、市制50周年を機に一冊に集成したものです。蝶や昆虫、草花、樹木など町田市の里山、田畑や住宅地に生きている動植物を、専門家の目で観察、記録したものを親しみやすい文章で紹介しています。
 連載のタイトルは「ひっそり生きる」となっていますが、「誌上町田自然博物館」とでもしたいような内容で、広く市民の方には、町田の博物誌として読むことができる一冊になっています。この本は“ひっそり”ではなく、大いに宣伝をさせていただきたいと思います。
 2008年の市制50周年を機に、このような貴重な記録が出版できることについて、著者の皆さんに感謝いたします。

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