カワセミ通信17(2008年2月)
住宅街の中のつくし野の畑
カワセミ通信17
去る、2月3日、「町田市制50周年記念式典」を開催しました。当日は、あいにくの雪で足元の悪い中を、多くの市民の皆さんにお出掛けいただきました。誠にありがとうございました。
さて、先日、町田市内の農業後継者懇談会におじゃましました。当日は10人ほどの農業後継者=JA町田市青壮年部の皆さんから、それこそ、町田市の農業のこれからについて、たくさんのご意見を伺いました。
昨今は、食品や農産物の安全、安心について市民の皆さんの関心が高くなっています。東京都には、農業者についての推奨、評価基準のひとつとして、エコ・ファーマー制度があります。低農薬や有機肥料使用などを進めている農業者については、エコ・ファーマーの認定をしています。当日集まっていただいたJA青壮年部の皆さんの多くもエコ・ファーマーに認定されています。
私たちの国のカロリーベースの食料自給率は39%だそうです。農家の少ない町田市内に限って言えば、同じくカロリーベースで1%分を供給しているに過ぎず、99%は市外、国外から供給されているということです。
しかし、「農業」が営まれているということでは、住環境やみどりの景観、緑地の確保の面では、1%どころか、非常に多くの貢献をしていただいています。当日畑でかじらせてもらった「カブ」がとても甘く、おいしかったから言うわけではありませんが、土地の物はおいしく、体にいい上に安全です。学校給食での利用を始め、町田市民がもっと地場の野菜、畜産物を食べられるよう、JA青壮年部の皆さんが今後も農業を続けられるような条件作りを支援していきたいと思います。
ついでのことです。この懇談会の会場は、つくし野方面の畑でしたが、その畑からの眺望はすばらしく、丹沢方面が一望でき、おまけに八ヶ岳(たぶん)まで見えます。さらに、ついでです。前回の「カワセミ通信」の自宅近くからの山梨方面の眺望についての訂正です。前回、南アルプスが見え、それは甲斐駒ケ岳や北岳ではないかと書きましたが、どうも農鳥岳から塩見岳が正しいようです。
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