生ごみの水切りをしましょう! ~生ごみの80%は水分、水切りだけでも環境にやさしい~
燃やせるごみの中で約35パーセントが生ごみです。その生ごみの約80パーセントが水分です。
この水分をひと絞りするだけでごみ減量に効果があります。
生ごみから出る臭いや虫の発生も防げます。
(1)使えない部分を分けてから洗う
人参はヘタのギリギリで切る
ピーマンは縦に切ってヘタを取る
野菜の切り方を一工夫するだけで生ごみの量を減らすことができます。
人参はヘタの部分を輪切りにしたあと、まだ食べられる部分はさらに切ってヘタのみを廃棄します。
ピーマンも切り方を工夫すると廃棄する量は変わります。種も美味しく食べることができます。
切ったあとに食べる部分を洗うことで生ごみが濡れることはありません。
(2)乾いた調理くず用の入れ物を用意する
不要な紙で手作り生ごみ入れ
ビニール袋の生ごみ入れ
下に水切りの穴が空いている紙製の生ごみ入れ
不要な紙で手作り生ごみ入れを作ったり、ビニール袋を使う時も水に濡らさないことがポイントです。
既製品で紙製の自立する紙袋もあります。下に小さな穴がいくつも空いていて、袋の上を折り、下に押さえるように水を絞ることができます。
(3)水切り器や水切りネットを活用する
水切り器を使って水切り
不要になったCDやDVDを使って水切り
水切り器や不要になったCDやDVDを使って簡単に水を切ることができます。
水切り器は2リットルのペットボトルの上部を切り、注ぎ口でも水を絞ることができます。
ひと絞りすることで約8%の水分が減り、燃やせるごみの減量につながります。
(4)捨てる前に乾燥させる
お茶がらやコーヒーかすを乾燥させる
お茶がらやコーヒーかすは水分をたくさん含んでいます。
1日乾燥させるだけでも水分はほとんどなくなります。
生ごみを減量するポイント
(1)買いすぎない
- 冷蔵庫の在庫を確認する
- 必要な分だけを購入する
(2)使い切る
- 食材を無駄なく使う
- エコでお得な料理を心掛ける
(3)食べきる
- 適量を考えて作る
- 残さず食べる
生ごみを減量するヒント
生ごみを減量するヒントがありますので、こちらもご覧ください。
ご家庭で生ごみの処理を始めてみませんか? ~生ごみ処理機等購入費補助制度
家庭用生ごみ処理機等の購入補助制度があります。
この1冊にごみの減らし方のヒントがつまっています。
市民からいただいた『ごみ減量アイデア』をご紹介しています。
このページの担当課へのお問い合わせ
環境資源部 環境政策課 3R推進係
電話:042-797-0530
ファックス:050-3160-2758
3Rとは
Reduce(リデュース)ごみそのものを減らす
Reuse(リユース)繰り返し大切に使う
Recycle(リサイクル)分別して資源にする
の3つのRで、ごみの減量・資源化を推進します。