『もしも』のために備えよう

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更新日:2024年2月16日

住宅火災による死者が増加しています

2024年に入り、住宅火災によりお亡くなりになる方が増えています。
紙巻きたばこ、電気ストーブの取り扱いには特に気を付けてください。
過去5年間で死者が発生した住宅火災の中で、最も多い原因が、紙巻きたばこです。
また、2023年中のストーブ火災によりお亡くなりになられた9名(東京消防庁管内)の方すべてが、電気ストーブによるものでした。
火災の早期発見には、住宅用火災警報器が有効です。
定期的な点検と、設置してから10年で本体を交換しましょう。
詳しい住宅火災予防のポイント、住宅用火災警報器の維持管理のポイントは以下をご覧ください。

水や食料を備蓄しておきましょう

水の備蓄ー飲用水と生活用水は分けて備蓄するー

  • 一般的に、飲用水と生活用水を合わせると、1人につき1日10リットル程度の水が必要です。このうち、飲用水(煮炊き用も含む)としては1人1日3リットルを目安に備蓄しましょう。
  • 水は、清潔なポリタンクに密閉し冷暗所で保存をすれば、3日間程度は安全に使用できます。ただし、これはあくまでも目安なので、飲用する際は保存期間にかかわらず必ず煮沸をしましょう。

食料の備蓄ー好みに合わせてバランスよくー

日常の食事と同様に、養価だけでなく味や見た目の満足感も考えて備蓄をしましょう。

  • 主食品には、米(アルファー化米やレトルトのおかゆなど)や乾パンのような腹持ちがよく、カロリー源になるものを用意しましょう。
  • 副食品には、おかずになるような缶詰、瓶詰め、レトルト食品などを用意しましょう。
  • チョコレートやキャラメルなどは栄養価が高く、疲労を回復し気分を落ち着かせてくれる効果があります。
  • 好みに合わせて、日頃口にしているものも蓄えておくとよいでしょう。
  • 乳幼児、病人用として粉ミルクなどを備蓄しておくのもよいでしょう。

災害は被災者に多くの不安やストレスを生じさせます。災害が発生したしたとき、ご家庭にある調味料と備蓄用のアルファ化米やビスケットを使って少しでもおいしく、栄養価のある食事をとり、前向きに災害を乗り越える助けになるようなレシピを紹介します。

医薬品や生活用品の備えも忘れずに

救急セットを用意しましょう

  • すぐに応急手当ができるよう、医薬品を用意しておきましょう。目薬や風邪薬、持病の薬なども用意しておくと便利です。
  • 医薬品の一例
    消毒液、脱脂綿、ガーゼ、三角巾、ばんそうこう、
    鎮痛剤、胃腸薬、ビタミン剤、持病の薬(処方箋もあるとよい)など。

その他の生活用品について

  • 飲料水を煮沸したり、食料を温めたりするための非常用燃料を用意しましょう。卓上コンロ、予備ガスボンベ、固形燃料、マッチ、ライターなどがあれば安心です。
  • ビニール袋と段ボールがあれば、簡易トイレの代用になります。簡易トイレや仮設トイレを使用する際は、定期的に清掃し、衛生状態を保ちましょう。
  • 水洗トイレは、風呂の残り湯などを流せば使用できます。ただし、配管がひび割れていたり、水が少ないと詰まってしまう可能性があるので、注意が必要です。

関連情報

市では、各避難施設に「マンホールトイレ」の整備を進めています。
「マンホールトイレ」は、専用に整備したマンホールの上に簡易便座を設置して排泄物を下水道に直接流すため、衛生的なトイレ設備です。
簡易便座の周りにテント等で個室を作るため、どなたでも安心して使用することができます。

(国土交通省YouTubeサイトへ)

(下水道部下水道整備課webページへ)

その他に『もしも』のためにできる備え

家の中は安全ですか?

  • 家具などは、転倒防止金具などで固定しましょう。また、災害時に避難路をふさがないように配置しましょう。
  • 窓などのガラスには飛散防止フィルムを貼り付けましょう。
  • 食器棚などは扉が揺れで開かないように金具などで工夫しましょう。
  • 壊れやすい物や重い物、角張った物は高い所に置かないようにしましょう。
  • 過去の地震からの教訓
    阪神・淡路大震災や新潟中越地震では、冷蔵庫や家具などが倒れたり、テレビが落ちてきて怪我をした人が大勢いました。
    また、ピアノなど大きな重たい物が部屋の隅から隅へと動いてしまったという報告もありました。

家のまわりは安全ですか?

  • 植木や門柱など、倒れる危険のある物は移動させたり、補強したりしましょう。
  • 屋根瓦にズレや破損がないかを点検し、危険な場合は補修しましょう。
  • ブロック塀などの強度を確認し、危険な場合は補修しましょう。
  • 宮城県沖地震ではブロック塀が倒れ、怪我をする事例がありました。老朽化や強度が不足している塀は、修理や補強をしましょう。

(国土交通省webページへ)

日頃から家族で防災会議を

  • 災害が起きた時の家族間での連絡方法や避難広場(避難場所)などを日頃から話し合っておきましょう。
  • 連絡を取り合う方法の一例として、各携帯電話事業者のサービス『災害用伝言板』やNTTグループによる災害時伝言ダイヤル『171』の使い方を覚えておきましょう。

防災訓練への参加

  • 各地域で自主防災組織(町内会・自治会等)が実施する防災訓練に、積極的に参加しましょう。
  • 日頃から地域の様々な行事やイベントに参加することで、隣近所とのつながりを深め、いざというときの協力関係を築きましょう。

このページの担当課へのお問い合わせ
防災安全部防災課

電話:042-724-3218

ファックス:050-3085-6519

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