カワセミ通信132(2017年12月)

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更新日:2017年12月15日

  • カワセミ通信132

12月に入って寒い日が続いています。気象庁の予報では、今年の12月は例年よりも寒いそうです。「冬来たりなば春遠からじ」とはいうものの、やはり寒いものは寒い。風邪がはやっています。どうぞ、ご自愛下さい。
薬師池公園四季彩の杜では、今年、紅葉まつりが12月初めまで開催されていました。コナラやクヌギの赤茶色、イチョウの黄色やカエデの赤い色が、青空に映えてこの季節しか味わえない風景でした。いつもと同じように、冬鳥としてカモの一種、キンクロハジロの群れが池で遊んでいました。
小野路の谷戸田の奥では、やや大型の猛きん類、ノスリが高木の枝に止まって、時折、田んぼに飛び降りて狩りをしているのに出会いました。小野路町から図師町にかけての緑地は、優れた里山の景観を備えていて、東京都の歴史環境保全地域に指定されています。
さて、こちらも今月の初めに開催されました、鶴川ショートムービーコンテスト授賞式です。映画祭の正式名称は「鶴川グローイングアップ映画祭 鶴川ショートムービーコンテスト2017」です。和光大学ポプリホール鶴川を会場として、今年で3回目になりました。
活動としては、春から毎月、上映会を開いたり、トークショーなどさまざまなイベントを開催しています。11月下旬の入選作品上映会に続き、当日は授賞作品の上映がありました。グランプリ受賞作品は、「おしゃぶり」で、学校でのいじめをテーマに、いじめの負の連鎖を止める勇気をもってほしいという若い監督の思いが込められた作品です。アフリカ・タンザニアでのエイズ孤児を扱ったものもありました。
市長賞もあり、この賞には、黒木さんの「町田の里山・五反田谷戸のさくら」が受賞しました。静かな画面と落ち着いたカメラワークで、何と言っても桜の美しさを描写することに徹した映像でした。ちなみに、桜のある五反田谷戸はノスリのいた、図師小野路歴史環境保全地域の中にあります。
地域の映像文化の発展を目指す、小さな映画祭の大きな飛躍・成長(グローイングアップ)に期待し、実行委員会の皆さんの頑張りに敬意を表します。

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