カワセミ通信124(2017年4月)

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更新日:2017年4月15日

  • カワセミ通信124

春は、草木、鳥、虫などの移ろいの早い季節です。桜花が散り、新緑が煙る、鳥のさえずる季節。もうすぐそこに初夏、5月がやってきます。月の初めに南から、ツバメが渡ってきました。後を追って、センダイムシクイや里山の猛きんサシバも渡ってきます。九州など国内の暖地からヒヨドリの群れが移動してきています。
広袴、真光寺の上空をアオサギの15、6羽が、かぎ形の編隊を組んで北の方角、多摩川あたりを目指して飛んでいきました。まだ、居残っている冬鳥、ウソ、シメ、アカハラ、シロハラ、アオジ、ジョウビタキなども見られました。野鳥も季節による交代のときです。
さて、こちらは例年のイベントですが、今月のはじめに、第17回まちだ全国バレエコンクールが市民ホールで開催されました。NPOの町田バレエ育成振興会が主催するこのコンクールは、過去にも、世界的に活躍するバレリーナを多く輩出している、世界への登竜門とも言うべきものです。
今年は、特別審査員としてパリ・オペラ座バレエ団の首席ダンサーである、エマニエル・ティボー氏を迎えて開催されました。表彰式の最後にサプライズがあり、この夏の研修に招かれる受賞者がティボー氏から発表されました。
町田市では、ピアノのコンクールも毎年開かれています。今年も、7月~8月に第42回の全国町田ピアノコンクールが予定されています。バレエにしろ、ピアノにしろ、全国から応募をしていただいて、こうしたコンクールができるのは、町田の市民にとってもうれしいことであり、関係者の努力に敬意を表したいと思います。また、今後の発展に期待をしています。
コンクールなど、こうした機会をとらえて、これまで以上に文化芸術の振興を図り、都市としてのイメージアップにもつなげていきたいと思っています。

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