カワセミ通信125(2017年5月)

鍬入れ式の様子

• カワセミ通信125

今年の桜の頃はかなり寒かったのですが、その後の1か月、気温が急上昇し、今は夏日を記録するようになりました。
季節は初夏。夏鳥を求めて大地沢青少年センター周辺を訪ねました。渓流沿いの梢（こずえ）を好むオオルリ、樹冠の下の空間でえさを探すキビタキ、樹上を移動するセンダイムシクイ、そしてカッコウの仲間のツツドリ。アオバトも上空を通過していきました。
これらに、留鳥（りゅうちょう）ですが、ウグイスのさえずり、キツツキの仲間のアオゲラやコゲラ、水辺のキセキレイなど、森はにぎやかな声が響く季節になりました。
晴天に恵まれ、眩（まぶ）しい新緑のなか、第40回武相マラソンが4月末に開催されました。多くのボランティアの皆さんに支えられて、成功裏に終わりました。ハーフと8キロがあり、私も、8キロの部に参加しました。
晴天で気温も高く、昼の12時前後の走路は、アスファルトがかなり熱くなっていて、顔のほてりで体温が上がっているのが分かるくらいの暑さでした。その暑さにもめげず、何とか完走しました。ボランティアの皆さんもきっと暑かったと思います。お疲れ様でした。
さて、2012年の新庁舎移転から5年が経ちましたが、この度、屋上緑化の一環として市庁舎4階の花畑のリニューアルをしました。全体のデザイン変更にあわせて、新たに野菜畑のエリアを設けました。
先月に畑の鍬（くわ）入れ式を行い、多くのボランティアの皆さんに参加をいただき、枝豆、里芋、生姜の作付けとじゃが芋の芽かきをしました。このあと、人参やさつま芋の作付けも予定しています。
今回の屋上花畑のリニューアルに際しては、新たに、町田市緑化協会の皆さんや町田市農協の方にもお手伝いをいただきました。
収穫した野菜は市庁舎2階食堂の食材の一部として、市民の皆さんにご賞味いただけるよう検討しています。