カワセミ通信126(2017年6月)
山菜まつり会場のにぎわい
- カワセミ通信126
みずみずしい緑のなか、川上村山菜まつりが、今年も村内の高登谷高原で開催されました。標高1300メートル、高原野菜の一大産地の川上村では、すでにレタスの植え付けが始まっていました。本格的な農作業が始まるこの時季に、英気を養い、夏に向けて元気を出して村中が楽しもうという、そんな山菜まつりです。私も久しぶりに参加をしましたが、近隣の自治体や、友好・交流都市からも多くの参加者があり、賑やかなお祭りになりました。
町田市は、川上村の山菜まつり会場近くに自然休暇村を整備しています。町田市民の利用者の方からは、比較的安価な料金で宿泊ができる施設としてご好評をいただいています。また、町田市内の小・中学校の課外授業の拠点としても利用されていて、冬は、スキー教室の宿泊地として利用されています。
この季節、5、6月には町田市内の小学生の林業体験教室や農業体験教室も開かれています。施設を運営していただいている川上村振興公社をはじめ川上村の方々には改めて感謝をいたします。
お祭り会場内の各テントを回りましたが、どこも若い人が担当していること、また、村内の青年団や消防団なども参加していて、会場は活気にあふれていました。川上村は、農業所得の高い産地としても有名です。農業後継者となる若者も村に定着していることが実感できました。
さて、川上村には野鳥も多く、自然休暇村周辺以外も含めて40種類以上の野鳥を見聞きすることができました。カッコウ、ジュウイチ、ホトトギス、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、オオルリ、キビタキ、コルリ、さらにアカハラ、クロツグミなど、夏山の鳥に出会うことができました。
花木についても、シャクナゲも咲き始め、ベニバナイチヤクソウの群落も花の盛りでした。
これからも多くの市民の皆さんが、自然のなかで楽しむ機会を、ここ川上村で持っていただければと思います。
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