カワセミ通信60(2011年11月)
迫力の流鏑馬
カワセミ通信60
枯らしが吹いて、晩秋の風情になりました。例年に比べ1週間から10日遅れで、冬の渡り鳥のジョウビタキがやってきました。カケスもこの秋初めてそのしゃがれた声が聞けました。
能ヶ谷神社のクヌギの梢からカワラヒワの囀りが聞こえる、と思って見上げると、それはモズ(百舌)の鳴きまねでした。しばらくすると、ムクドリの鳴き交わす声になり、次には、ヒヨドリの飛びながら鳴く声に、さらには、メジロの「忠兵衛、長兵衛、忠長兵衛」という囀りになり、続けて、今は、南へ渡ってしまったツバメの鳴き声のまねになり、次の瞬間には、甲高い声で、キュン、キュンというモズ本人の秋の高鳴きに変わりました。
このモズは結局、カワラヒワから始まって、合計5種類の野鳥の鳴きまねを披露してくれました。この朝の犬の散歩は大収穫でした。
さて、町田市観光コンベンション協会では、今年から、「町田中心街秋の4大祭」と銘打って、観光キャンペーンをしています。9月の、エイサーを中心とした「フェスタまちだ」、同じく9月、「町田天満宮例大祭」、10月「町田時代祭り」、そして11月12日、13日の「キラリ☆まちだ祭」の4つです。
そのうちのひとつ、「町田時代祭り」が、先月23日に開催されました。武者行列、流鏑馬(やぶさめ)そして古武術演武からなる町田の歴史と伝統を感じさせる祭りです。昨年から、市民の有志の方々で実行委員会を作って自主的に市民主体で始まった祭りですが、昨年の5千人の参加者・観客数が、今年は1万5千人に拡大しました。今後さらに大きなイベントに発展する、そんな予感がします。
町田時代祭りの武者行列もそうですが、道路や公園を会場として使う祭りは、交通規制や安全管理などが必要になります。警察署、交通安全協会、消防署、消防団等々、祭りを支えている機関や市民の力があって祭は運営されています。改めて関係の皆様には感謝申し上げます。
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