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Dr.市長のカルテ No.6(2026年9月)

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更新日:2026年9月15日

「地域のつながりを処方する」
【S:Subjective 主観的情報】
5月から8月にかけて、市内10か所の町内会で「市長と語る会」を開催しました。膝を交えてお話しすると、道路や交通、防災、高齢者の見守りなど、地域ごとに異なる課題が見えてきます。また、この夏は市内各地の盆踊りや夏祭りを訪ねました。子どもたちの笑顔、久しぶりに顔を合わせるご近所同士の会話、準備や片付けに汗を流す皆さん。その姿を見ながら、改めて「地域のつながり」の大切さを感じました。
【O:Objective 客観的情報】
一方、町内会・自治会への加入率は低下傾向にあります。生活様式の変化や高齢化、役員の担い手不足など、その理由は一つではありません。しかし、災害が起きた時、行政や消防だけですべての市民を直ちに支援することはできません。「あのお宅には一人暮らしのお年寄りがいる」「あの子は避難する時に支援が必要だ」。そんな地域の日頃のつながりが、いざという時に大きな力になります。
【A:Assessment 評価・分析】
医療に例えるなら、地域のつながりは「社会の基礎体力」です。病気になってから治療するだけでなく、普段から健康な体をつくっておくことが大切なのと同じです。盆踊りや夏祭りも、単なるイベントではありません。世代を超えて顔を合わせ、挨拶(あいさつ)を交わし、地域に知り合いを増やすことそのものが、孤立を防ぎ、防犯や見守り、そして防災につながっています。
【P:Plan 計画・対応】
だからこそ、町内会への加入をお願いするだけではなく、「参加してよかった」と思える地域づくりを行政も一緒に考えなければなりません。負担を減らし、若い世代や子育て世代も参加しやすい仕組みをつくる。そして祭りや防災訓練、日々の挨拶など、誰もが気軽に地域とつながれる入り口を増やしていく。「顔の見える関係」は、いざという時に命を守る地域の財産です。これからも私自身が地域に足を運び、皆さんの声を聞きながら、人と人とが支え合える町田をつくってまいります。

市長と語る会画像「市長と語る会」出席者の皆さんと