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Dr.市長のカルテ No.3(2026年6月)

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更新日:2026年6月14日

市民病院改革
――市民に頼られる病院へ
【S:Subjective 主観的情報】
市長に就任して以来、多くの市民から市民病院への要望をいただいています。一方で、市民病院で働く職員からは、人員確保や業務負担、経営面への不安も聞こえてきます。市民病院は地域医療を支える最後のとりでです。その役割を十分に果たせる病院にしたいという思いがより一層強くなっています。
【O:Objective 客観的情報】
町田市民病院は急性期医療を担う地域の中核病院ですが、救急の受け入れや病床利用には改善の余地があります。救急応需率が低ければ、搬送先が見つからず市民の不安につながります。また、病床稼働率が低い状態は、医療資源を十分に活用できていないことを意味し、病院経営にも大きな影響を与えます。全国的に医療機関の経営環境が厳しさを増す中、自治体病院にも効率的な運営が求められています。
【A:Assessment 評価・分析】
市民病院が真に市民から信頼されるためには、「断らない救急医療」の実現が欠かせません。そのためには救急受け入れ体制を強化し、救急応需率を向上させることが重要です。同時に、地域の医療機関との連携を深め、適切な入退院支援を進めることで病床稼働率を高める必要があります。医療の質を維持しながら経営改善を進めることは相反するものではなく、むしろ持続可能な地域医療を支える両輪であると考えています。
【P:Plan 計画・対応】
今後は救急医療体制の強化を最優先課題として取り組み、救急科の創設を計画しています。医師・看護師を始めとした医療人材の確保と育成を進め、受け入れ可能な救急患者数を増やします。また、地域の診療所や周辺病院との連携をさらに強化し、病床の有効活用を図ります。加えて、業務改善やデジタル化を推進し、効率的な病院運営による経営改善を進めます。市民病院は市民の命と健康を守る大切な財産です。「困った時に頼れる市民病院がある」と誰もが安心できる病院を目指し、改革に全力で取り組んでまいります。

病院救急車の写真病院救急車