『ひとがまちだ。わたしがまちだ。あなたがまちだ。』未来づくり研究所報告会を開催しました
報告会では、当研究所が2018年度、2019年度に取り組む研究内容のご紹介と、すでに市内で“GREEN”なコトを起こしている方々をパネリストにお迎えし、ディスカッション形式でまちだについて語っていただきました。
当日は、104名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
開催趣旨
未来づくり研究所は、2015年3月に「まちだニューパラダイム 2030年に向けた町田の転換」を提言しました。ここでは、東京圏の人口が減少期に入り新たな挑戦が難しくなる2030年までに、町田が都市の力を上げていくために必要な行政運営とまちづくりにおける新たな価値観を提示しています。
今後、未来づくり研究所では、新たなまちづくりの価値観である「GREEN×PLAZA」をもとに、人々が交流し、多様な活動を生み出しながらいかに町田という都市が人々の暮らしに寄り添い、豊かに成長していけるかを研究していきます。
「GREEN×PLAZA」とは
道路整備や公共施設の整備を中心とするハードのまちづくりから脱却し、いかに人々が交流し、多様な活動を生み出していくかということを重視するまちづくりのコンセプトです。
「GREEN」とは
Generation(新しい価値を生み出す)、Renovation(あるものを活かし創りかえる)、Engagement(ヒト・モノ・コトを結びつける)、Enjoy(暮らしを楽しみ・豊かにする)、Natural(あるがまま・のびのびとした雰囲気)の頭文字です。
「ひとがまちだ。わたしがまちだ。あなたがまちだ。」
報告会のタイトル「ひとがまちだ。わたしがまちだ。あなたがまちだ。」には、市民の方に限らず、町田にほんの少しでも想いのある人も含め、町田に関わる全ての人、“みんな”が町田という都市をつくっている、ということを表現しました。
一人ひとりの時間や活動の集積がまちを形づくります。かけがえのない人の存在が、夢の実現や困難に立ち向かう力となるように、まちからも夢やチャンスを与えられたり、他者とのつながりを実感したりすることで、ここに居場所があると感じることができます。そのことで、そのまちはかけがえのない存在になるのではないでしょうか。
一人ひとりがそれぞれのスタイルで暮らしを楽しみながら、まちにポジティブに関わる。誰もがこのまちに生きているというなんとなく肯定的な実感が持てる。町田があなたにとってそんなまちになるためにどうすれば良いかを私たちは研究していきます。
わたしも、あなたも、みんながまちだをつくります
人はそれぞれ固有の価値観を持っています。自分と異なる価値観を持つ人を尊重し、また、自分も異なる価値観を持つ人から尊重される。それぞれが認め合い、多様な価値観が存在できることで居心地の良さが生まれます。そんな居心地の良さが町田の魅力や町田らしさにつながると私たちは考えます。
一人ひとり、みんなが異なるように、その違いや個性を受け入れ、混ざり、活かすことで、みんなの日常の質がちょっと上がる。人々の暮らしの中に、そんな”ちょっと”が重なり、広がることで、町田はこれからも色あせない独自の豊かさを育てていけると考えます。
開催内容
- 所長挨拶
町田市未来づくり研究所所長・市川宏雄 - 2018年度・2019年度研究内容等について
町田市未来づくり研究所副所長・羽生謙五 - 基調講演
青梅市タウンマネージャー・國廣純子氏 - パネリストらの活動紹介
くらしのmoto市主宰・田辺玲子氏、小野路やまいち主宰・加生亨氏、しぜんの国保育園園長・齋藤紘良氏
- パネルディスカッション(2テーマ)
パネリストによるパネルディスカッション
日時
2018年9月11日(火曜日)午後6時から8時30分(開場:午後5時30分)
場所
町田市生涯学習センター7階ホール(町田市原町田6-8-1)
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