2019年12月25日開催 市長記者会見資料

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更新日:2019年12月25日

2019年12月25日に開催した市長記者会見で発表した資料を掲載しています。

【案件1】町田市・昭和薬科大学「健康的に暮らし続けられる持続可能なまちの実現」に向けてまちづくりの推進協定を締結

市と昭和薬科大学は、人材交流や健康づくり、地域協働等に連携・協力して取り組み、学生の人材育成及び地域への愛着醸成と、地域の活性化を図るため、「町田市・昭和薬科大学 健康的に暮らし続けられるまちづくりの推進に関する協定」を締結しました。
この協定は、市が進める南町田拠点創出まちづくりプロジェクトと、大学臨床心理学研究室「セルフメディケーションとまちづくり」研究実践との過去3年間にわたる連携や、2019年度から開始した東京都住宅供給公社「本町田住宅」への学生居住推進による団地再生及び地域コミュニティ醸成の取り組みなどの実績をさらに発展させるために締結するものです。
昭和薬科大学では「地域連携センター」を設置することが決まっており、今後、二者では、2019年11月にまちびらきを迎えた南町田グランベリーパークでの継続した活動をはじめ、大学の研究成果や身近な薬学情報を分かりやすく市民に伝える教育普及活動、地域活動との積極的な連携などに、官学が協力して取り組んでいきます。

【案件2】子ども向け虐待防止啓発活動のDVDを制作~将来子育て世代となる学生と協働して~

市では、潜在的な児童虐待の早期発見と将来的な児童虐待の未然防止を目的として、2017度から市内の公立小学校で子ども家庭支援センターの職員による「出前講座」を実施しています。
更なる児童虐待防止に対する認知度の拡大を図るため、将来子育て世代になる学生と協働して、児童虐待の定義や相談先などをまとめたDVDを制作しました。今後の出前講座で、このDVDを活用して、子どもの児童虐待への理解を深めてもらうとともに、子ども自身からの相談件数の増加や将来的な児童虐待の未然防止につなげます。

【案件3】町田市民文学館 冬季企画展「三島由紀夫展―「肉体」というsecond language」開催

町田市民文学館では、2019年度秋季展覧会から2020年度夏季展覧会まで、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会との関連を意識したテーマで展覧会を企画しています。オリンピック憲章では「オリンピズムは肉体と意思と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である」と謳われていますが、この哲学は、没後50年を迎える作家・三島由紀夫(生まれ1925年、没1970年)の人生にも通底するものでした。
幼少のころより虚弱体質で、作家となってからも健康への不安と肉体的コンプレックスに悩まされていた三島は、30歳からボディビルを始めます。肉体改造に取り組み、外国語を学ぶように肉体と向き合ううちに、それまでの抒情的な作風から脱却し、『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』などの代表作を次々と発表。作家としての充実期を迎えます。やがて健康を目指すために作られた肉体は、三島が心の深部で願う「悲劇」を実現するためのものとなっていきました。
本展では、「肉体」をキーワードに三島作品を紐解き、三島由紀夫の生涯に迫ります。また、1964年のオリンピックの際に三島が執筆した開会式や各競技の観戦記をご紹介するコーナーも設け、作家の言葉から先の東京オリンピックを回顧します。

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