「町田市景観計画の一部改定」及び「町田市屋外広告物条例の制定」等の検討について
「これからの町田市の景観づくりについて」市民意見募集の実施について
町田市では、身近な暮らしの風景をもっと豊かにするために、「町田市景観計画の一部改定」及び「町田市屋外広告物条例の制定」等の検討を進めています。
この度、検討を進めている町田市景観審議会において、今後とるべき景観施策の案を示す「これからの町田市の景観づくりについて」を取りまとめました。
市民や事業者の皆様のご意見を伺うため、市民意見募集を実施します。
町田市の景観をより良いものにするために、ぜひご意見をお寄せください。
募集期間
2023年5月15日(月曜日)から6月2日(金曜日)まで
対象者(意見を提出できる方)
意見の提出ができるのは、下記のいずれかに該当する方です。
- 市内在住・在勤・在学の方
- 市内に住居、または事務所を有する個人及びその他の団体
- 市の景観に関し意見等を有する人
資料
これからの町田市の景観づくりについて(PDF・2,549KB)
資料の配布場所
次の施設で資料の配布を行います。(施設の開館状況・受付時間にご注意ください)
提出方法
形式は自由ですが、住所、氏名、連絡先、件名を明記のうえ、以下のいずれかの方法にて提出してください。
- FAX:050-3161-6013
- Eメール:mcity6250@city.machida.tokyo.jp
- 窓口へ提出:地区街づくり課ほか、本資料を配布している上記施設の窓口へ直接持参。(郵送でもご提出いただけますが、郵送料等はご自身の負担となります。)
注意事項
- 電話、窓口での口頭によるご意見はお受けできません。(合理的配慮として必要と判断する場合は、この限りではありません)
- ご意見への個別回答は行いません。
- 公序良俗に反するもの、特定の団体・個人等に対する誹謗中傷が含まれるものは無効とします。
結果の公表
寄せられたご意見の概要及び市の考え方は、個人情報を除き、2023年7月1日に町田市ホームページ及び上記資料配布場所で公表する予定です。
景観づくりの更なる進化を目指します!
町田市では、2009年に「町田市景観計画」を策定し、市民・事業者・行政の協働による景観づくりに取り組んできました。計画策定以降12年経過し、これまでの課題と新たに策定された「町田市都市づくりのマスタープラン」等の上位・関連計画での将来像を景観的にアプローチするため、町田市景観審議会(市の附属機関)において「町田市の景観施策のあり方について」検討を行い、今後の景観施策の方向性を取りまとめました。
この方向性では、これまで守られてきた魅力的な景観を、守り育てていくとともに、新たにつくられるものについては、その地域の特性に配慮し、多くの人々が生活や営みを楽しむことができる風景や景観をつくることを目指すこととしています。
この実現を図るため、2024年3月を目指し、「町田市景観計画」の「景観づくりの実現化方策」を見直し、それに伴う「町田市景観条例」の一部改正に向けた検討を開始します。同時に「町田市屋外広告物条例」の制定ができるよう東京都と屋外広告物事務の権限移譲に向けた調整を進めています。
今後の景観施策をより良いものとするため、2023年春頃に市民の皆様や事業者の方々のご意見を伺いたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。
2022年10月に町田市の景観施策のあり方についての検討を終えました
ここでは現在の「運用上の課題」や、「町田市の動向」、「近年の景観づくりに関する動向」を踏まえ、町田市景観計画の基本理念「生活風景に魅力と豊かさを感じられるまち」の実現を目指すための検討をしました。
町田市の景観施策のあり方について(答申)(PDF・2,207KB)
「町田市の景観施策のあり方について」検討した主な内容について、下記に示します。
景観施策検討の基本的な考え方
市が今後とるべき景観施策の検討にあたっての考え方は、以下の3つとします。
- 景観施策の現状と課題から、景観施策の一部を見直し、目標や方針の実現性・実効性を高める
- 町田市の動向から、上位計画で示された将来像を景観的視点から実現する
- 近年の景観づくりに関する動向から、現行の景観計画策定以降の社会状況の変化への対応を図る
景観施策の構築で目指すこと
上記の考え方を踏まえ、景観施策の構築で目指すことは、以下の3つとします。
- 人々の活動や生活に重点を置いた景観づくりを行う
- 人の目線を意識した、思わず出歩きたくなるような景観を大切にする
- 「都市づくりのマスタープラン」で示された暮らしの場面や風景を実現する
都市づくりの将来像を景観の視点から実現したときに創られる景色や風景
町田市都市づくりのマスタープランで描く都市づくりの将来像『地域の特性を活かした4つの暮らし』を景観づくりの視点から実現していきます。
- 拠点駅の周辺(「自由さ・気楽さ・便利さ」を実感しながらやりたいことにアクセスしやすい暮らし)
- 「歩く空間・集う空間」が確保され、いろんな活動が見られ、思わず出歩きたくなる風景がある
- 通りを歩いていても、お店の中の様子が見られるような、歩いていて楽しいストリートがある
- 駅や主要な通りの近くにある住宅地周辺(技術や社会の変化に合わせて人やモノなどの充実した資源を賢く使う暮らし
- 多世代がコンパクトに便利に暮らし、講演や広場では住民同士が交流している
- 低層住宅地(ゆとりある時間と身近な居場所を使って「遊ぶ・働く・憩う」を自分らしくデザインできる暮らし
- 住人たちが誇らしく思えるような、緑豊かで美しい街並み景観が守り育まれている
- 市街化されていない丘陵地とその周辺
- 町田ならではの谷戸や里山の環境を活かした体験ができる学びの場で子供たちが成長している
- 春は田植え、秋は稲刈り、暮らしの近くで季節の変化が感じられるような場所や風景がたくさんある
- 地域の資源を有効に活用しながら、地元への愛着を持って住み続けている
『地域の特性を活かした4つの暮らし』イメージ図
景観施策検討の方向性
今後取り組むべき景観施策検討の方向性は、以下の6つとします。
- 暮らしの質を高める景観づくりを推進する
- 都市づくりを先導する場所で、より魅力的な空間・景観を創る
- 景観づくりにかかわる新しい技術に対応するとともに、新たな仕組みを積極的に取り入れる
- 街づくり活動を支援し、市民の景観づくりの機会を増やす
- 事業者との協働による景観づくりの充実を図る
- 行政が率先して景観づくりを実施し市のブランディングにつなげる
見直しに向けた進め方
時期 | 内容 |
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2022年10月 | 町田市の今後とるべき景観施策について検討開始 町田市景観審議会の下部組織「町田市景観審議会専門部会(景観施策検討委員会)」にて調査検討 |
2023年5月15日から | 「これからの町田市の景観づくりについて」市民意見募集の実施 |
2023年9月中旬 | パブリックコメントの実施 |
2024年3月 | 「町田市景観計画」改定、「町田市景観条例」、「(仮称)町田市屋外広告物条例」議会上程 |
2024年10月 | 「町田市景観条例」、「(仮称)町田市屋外広告物条例」施行 |
これまでの検討事項
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都市づくり部地区街づくり課
電話:042-724-4267
ファックス:050-3161-6013