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充電式小型家電やリチウムイオン電池をごみに混ぜて捨てないで!
リチウムイオン電池が原因で町田市のごみ処理施設やごみ収集車で火災が発生しています
「燃やせるごみ」や「燃やせないごみ」に混ぜて捨てられる充電式小型家電やリチウムイオン電池が原因で、町田市バイオエネルギーセンター(町田市のごみ処理施設)やごみ収集車で火災がひんぱんに発生しています。
充電式小型家電やリチウムイオン電池は、有害ごみ(電池)の日に、お住いの地域のルールにそって出してください。
このコンテンツでは、施設及び収集車で発生している火災の状況や市が行っている対策についてご報告しています。
ごみ収集車の火災の発生状況
2020年4月から2024年10月までの実績で、リチウムイオン電池等によりごみ収集車の火災が18件発生しています。
リチウムイオン電池等は、ごみ収集車の中で圧縮されたときに発火して火災につながったと推定されています。燃えたごみの中からは、リチウムイオン電池などの小型充電式電池が見つかりました。
ごみ収集時にリチウムイオン電池等による火災が発生しています。
町田市バイオエネルギーセンター(町田市のごみ処理施設)の発火・発煙の発生状況
町田市バイオエネルギーセンターは2022年1月に稼働開始しました。消防が消火活動を行った大きな火災はこれまでに4回あります。
しかし、この他にも、不燃・粗大ごみ処理施設内で運転管理職員が発見し、初期消火や発火物の手選別除去などで火災による被害が大きくならないように対応しています。手選別しているリチウムイオン電池等は毎日50~120個にもなります。作業員は、毎日、火災にならないように頑張っています。
ごみ収集時に充電式小型家電やリチウムイオン電池を手選別しています
燃やせないごみの収集時には、職員はごみ袋の中身を確認し、充電式小型家電やリチウムイオン電池等を取り除いています。
統計は2022年7月から開始していますが、2024年度は残念なことに、2023年度に比べて増加傾向です(推定重量で約2割増加)。
モバイルバッテリー、自転車のバッテリー、携帯扇風機、電子タバコなどにもリチウムイオン電池は入っています。
町田市バイオエネルギーセンター内でも充電式小型家電やリチウムイオン電池を手選別しています
「燃やせないごみ」から充電式小型家電やリチウムイオン電池を取り除くため、「燃やせないごみ」の受入れ場所や手選別コンベヤの作業員を増員しました。
ごみ収集時に職員が手選別除去していますが、充電式小型家電やリチウムイオン電池の混入は増加しています。
統計は2022年6月から開始していますが、2024年度は2023年度に比べて増加傾向です(推定重量で約1割増加)。
小型充電式電池(リチウムイオン電池を含む)および充電式小型家電の回収
2022年7月からリチウムイオン電池等の小型充電式電池およびボタン型電池の収集を、有害ごみ(電池)の日に行っています。また、2024年8月から充電式小型家電(充電式電池を取り外すことができない小型家電)の収集を、それまでの23箇所の拠点回収に加えて、新たに約1万箇所の集積所で始めました。
有害ごみ(電池)の日に「茶色のかご」に出していただくことで、火災のリスクを大きく減らすことができるとともに、ごみとして処理するのではなく資源化できるので、ぜひご協力ください。
充電式小型家電を有害ごみ(電池)のかごに出せるようになりました
充電式小型家電の出し方はこちらをご覧ください。
町田市が収集、回収したリチウムイオン電池等の重量(PDF・336KB)
統計を開始した2022年度から2024年10月までのリチウムイオン電池等の重量の一覧表です。
ごみ収集時の選別や町田市バイオエネルギーセンター内での手選別が減って、行政収集量が増えることを目指しています。適正排出のご協力をお願いいたします。