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充電式小型家電やリチウムイオン電池をごみに混ぜて捨てないで!
リチウムイオン電池が原因で町田市のごみ処理施設やごみ収集車で火災が発生しています
「燃やせるごみ」や「燃やせないごみ」に混ぜて捨てられる充電式小型家電やリチウムイオン電池が原因で、町田市バイオエネルギーセンター(町田市のごみ処理施設)やごみ収集車で火災がひんぱんに発生しています。
充電式小型家電やリチウムイオン電池は、有害ごみ(電池)の日に、お住いの地域のルールにそって出してください。
ごみ収集車の火災の発生状況
2020年4月から2025年7月までの実績で、リチウムイオン電池等によりごみ収集車の火災が19件発生しています。
リチウムイオン電池等は、ごみ収集車の中で圧縮されたときに発火して火災につながったと推定されています。燃えたごみの中からは、リチウムイオン電池などの小型充電式電池が見つかりました。

ごみ収集時にリチウムイオン電池等による火災が発生しています。
町田市バイオエネルギーセンター(町田市のごみ処理施設)の発火・発煙の発生状況
町田市バイオエネルギーセンターは2022年1月に稼働開始しました。火災のためごみ処理施設が稼働できなくなり、近隣清掃工場に応援処理をお願いすることになった火災はこれまでに3回あります。
しかし、この他にも、不燃・粗大ごみ処理施設内で発煙しているリチウムイオン電池等を発見し、発火物の手選別除去や初期消火などで火災を未然に防いでいます。手選別しているリチウムイオン電池等は毎日50~120個にもなります。作業員は、毎日、火災にならないように頑張っています。

ごみ収集時に充電式小型家電やリチウムイオン電池を手選別しています
燃やせないごみの収集時に職員はごみ袋の中身を確認し、充電式小型家電やリチウムイオン電池等を取り除いています。
統計は2022年7月から開始していますが、年々増加しています。
リチウムイオン電池等は、モバイルバッテリー、自転車のバッテリー、携帯扇風機、電子タバコなどにも入っています。

町田市バイオエネルギーセンター内でも充電式小型家電やリチウムイオン電池を手選別しています
「燃やせないごみ」から充電式小型家電やリチウムイオン電池を取り除くため、「燃やせないごみ」の受入れ場所や手選別コンベヤの作業員を増員しました。
統計は2022年6月から開始しています。ごみ収集時に職員が手選別除去していますが、充電式小型家電やリチウムイオン電池の混入量は年々増加しています。

小型充電式電池(リチウムイオン電池を含む)および充電式小型家電の回収
2022年7月からリチウムイオン電池等の小型充電式電池およびボタン型電池の収集を、有害ごみ(電池)の日に行っています。また、2024年8月から充電式小型家電(充電式電池を取り外すことができない小型家電)の収集を、市役所・市民センター等公共施設での拠点回収に加えて、新たに約1万箇所の集積所で始めました。
小型充電式電池および充電式小型家電を有害ごみ(電池)の日に「茶色のかご」に出していただくことで、火災のリスクを大きく減らすことができるとともに資源化できるのでご協力ください。


充電式小型家電を有害ごみ(電池)のかごに出せるようになりました
充電式小型家電の出し方はこちらをご覧ください。
町田市が収集、回収したリチウムイオン電池等の重量(PDF・276KB)
統計を開始した2022年度から2025年7月までのリチウムイオン電池等の重量の一覧表です。
ごみ収集時の選別や町田市バイオエネルギーセンター内での手選別が減って、行政収集量が増えることを目指しています。適正排出のご協力をお願いいたします。
