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燃やせないごみに混入するリチウムイオン電池等検知システムの実証実験
町田市では、リチウムイオン電池等から出火したとみられる不燃・粗大ごみ処理施設の火災を受けて、2022年度からリチウムイオン電池等を検知する装置の調査を行い、装置メーカーにヒアリングを行ってきました。
このたび、株式会社IHI検査計測、株式会社PFUおよび町田ハイトラスト株式会社と協定を結び、燃やせないごみを用いて実証実験を行い、装置の有効性や作業性を調査しました。
実証実験の概要
- 実施年月日:2024年9月9日から9月12日まで(4日間)
- 実証実験の場所:最終処分場内の旧リサイクル広場建物
- 実験に使用したごみ:燃やせないごみ(1562キログラム)
- 実験の目的:
- 画像認識AI等を活用した検知システムを用いてごみ袋の状態別の検出率の比較
- 作業性の確認
- 通知機能の検証
実証実験機(外観)
実証実験機のしくみ
コンベヤを流れる燃やせないごみをX線で撮影し、その画像からAIシステムがリチウムイオン電池等を検知します。
検知した位置を、プロジェクションマッピング(リチウムイオン電池等の位置を照射)を用いて作業者に通知し、作業員がリチウムイオン電池等を取り除きます。
実証実験の結果
実証実験の結果概要
電池の数には、リチウムイオン電池だけでなく乾電池等の数も含んでいます。