厚木基地からの空母艦載機の移駐について

国は、在日米軍の兵力構成見直し等の取組を進めており、2006年に「再編実施のための日米のロードマップ」を発表しました。そのロードマップによると、厚木基地の空母艦載機を、2014年までに岩国基地に移駐することになっています。2013年1月には、「厚木基地の空母艦載機の岩国基地への移駐時期は、2017年頃になる見込みである」との説明が国からありました。
2017年1月に早ければ2017年7月以降、空母ロナルド・レーガンが横須賀に寄港する時期に移駐が開始される予定であるとの説明が国からありました。
2017年7月11日に山口県知事、岩国市長らが防衛大臣等と面談し、空母艦載機移駐容認を伝えたとの説明が国からありました。
2018年3月30日に空母艦載機の固定翼機の移駐が完了したとの説明が国からありました。

町田市長は移駐完了を受け、次のとおりコメントいたしました。

• まず、空母艦載機の移駐を受け入れる、山口県及び岩国飛行場周辺自治体へ敬意を表します。
• このたびの空母艦載機移駐により、町田市を含む厚木飛行場周辺の航空機騒音が軽減することとなります。
• 移駐の実現は、これまで空母艦載機の騒音により耐え難い苦痛を強いられてきた多くの市民にとっての悲願であり、町田市が米軍及び国に対して、厚木飛行場周辺市とともに行ってきた、長年にわたる地道な要請活動が実を結んだものと考えております。
• 今後は、米軍及び国に対し、移駐後の厚木飛行場の運用について明らかにするよう求めてまいります。

移駐に関して市が行った要請等のうち、主なものです。
移駐協議会（後述）設置以降は、協議会の中で防衛省に対して要請や情報交換を行っています。

神奈川県及び厚木基地周辺自治体では、空母艦載機の岩国への移駐について、情報提供や協議を行う場として、厚木基地騒音対策協議会の一部として「厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会」を設置しました。

この協議会は、国と厚木基地騒音対策協議会構成県市で構成されています。

• 厚木基地騒音対策協議会構成県市
  神奈川県・横浜市・藤沢市・茅ヶ崎市・相模原市・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市・町田市

2013年5月28日、厚木基地からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が設置され、町田市からは副市長が参加しました。協議会の中で、基地移駐等に関する説明を国から受け、基地移駐の早期実施等を申し入れました。

2013年11月1日（金曜日)に、第2回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催され、厚木基地からの空母艦載機の移駐に係る進捗状況や、厚木基地周辺の住宅防音工事について国から説明がありました。

2014年1月24日（金曜日)に、第3回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催され、町田市から副市長が出席しました。
協議会では、厚木基地からの空母艦載機の移駐に係る進捗状況等について国から説明がありました。市では移駐の早期実現及び住宅防音工事の早期実施と区域拡大を求めました。

2014年5月28日（水曜日)に、第4回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催されました。
協議会では、厚木基地からの空母艦載機の移駐に係る進捗状況等について国から説明がありました。

2015年5月29日（金曜日)に、第5回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催され、町田市からは副市長が出席しました。
協議会では、厚木基地からの空母艦載機の移駐に係る進捗状況等について国から説明がありました。

2016年5月25日（水曜日)に、第6回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催され、町田市からは副市長が出席しました。
協議会では、厚木基地からの空母艦載機の移駐に係る進捗状況等について国から説明がありました。

2017年7月12日（水曜日)に、第7回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催され、町田市からは政策経営部長が出席しました。
協議会では、厚木基地からの空母艦載機の移駐に係る進捗状況や、移駐後の厚木基地の運用等について国から説明がありました。

2018年7月4日（水曜日)に、第8回厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会が開催され、町田市からは副市長が出席しました。
協議会では、厚木基地からの空母艦載機の移駐完了や、移駐後の厚木基地の運用等について国から説明がありました。