町田市公共施設等総合管理計画(基本計画)一部改定
「町田市公共施設等総合管理計画(基本計画)」は、町田市が保有する公共施設等の現在の状況を客観的に把握・分析することで現状の課題等を明確にするとともに、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための基本的な方針を示すことを目的として、2016年3月に策定しました。
その後、本計画を着実かつ計画的に進めるために、「みんなで描こう より良いかたち 町田市公共施設再編計画(2018年6月策定)」において施設機能毎の今後の方向性を示し、「町田市新たな学校づくり推進計画(2021年5月策定)」等の各種個別施設計画等を策定しました。また、「町田市第5次環境配慮行動計画(2022年3月策定)」において公共施設の脱炭素化の方針の整理したほか、「まちだユニバーサル社会推進計画(2022年12月策定)」においては公共施設のユニバーサルデザイン化の方針について整理しました。
これらの内容を本計画に反映することを目的として、2023年3月に本計画の一部改定を行いました。
町田市公共施設等総合管理計画(基本計画)一部改定【本編】(PDF・4,907KB)
町田市公共施設等総合管理計画(基本計画)一部改定【概要版】(PDF・1,837KB)
主な改定内容
1.現状を踏まえた基本的事項の整理・分析
- 施設保有量等の情報について、最新情報へ更新
- 過去に行った公共施設等の総合的かつ計画的な管理に向けた対策に関する主な実績の整理・分析
- 有形固定資産減価償却率の推移に関する分析
2.維持管理・更新等に係る経費の算出
- 公共施設維持管理等に係る経費の中長期的な推計について、最新情報へ更新
- 個別施設計画に掲げる長寿命化対策等の取組を反映した場合の公共施設維持管理等に係る経費の推計の作成
3.その他「ユニバーサルデザイン化の推進方針」等の検討・整理
- ユニバーサルデザイン化や脱炭素化の推進等、公共施設の管理に係る方針について検討・整理
公共施設等の状況
公共施設
町田市の公共施設は全362施設、総延床面積は948,089平方メートルです。(2021年3月末時点)
1990年以前に建てられた築30年以上の施設は6割を超えており、老朽化が進行している施設が多数あります。
都市インフラ施設
1.道路
- 市道の総延長は約1,272キロメートル、うち規格改良済が約837キロメートル、未改良が約434キロメートルです。
2.橋梁
- 市道の橋梁数は209橋、延長では2,382メートルです。
3.その他の道路資産
- 道路、橋梁の他には、ペデストリアンデッキ、街路灯、防護柵、道路反射鏡等の道路資産があります。
4.下水道
- 下水道の管路は約5,039ヘクタール、管路延長は約1,659キロメートル、人口に対する普及率は98.4%です。
5.都市公園
- 公園の総数は718公園の約3.20平方キロメートルで、うち、街区公園が495公園の約0.65平方キロメートル、総合公園が4公園の約0.71平方キロメートル、都市緑地が181公園の約0.60平方キロメートルです。
基本方針
町田市は以下の基本方針に基づき、公共施設と都市インフラ施設の計画的な管理を進めていきます。
公共施設
1.目指すべき姿
公共施設の計画的な管理を進めていくうえで、前提とする、町田市が目指すべき姿を示します。
- 経営的視点に立った施設の管理と運営
- 施設重視から機能重視への転換による新たな価値の創出
2.基本方針
目指すべき姿を実現するための4つの基本方針を定めます。
- 施設総量の圧縮
- ライフサイクルコストの縮減
- 官民連携によるサービス向上
- 既存資源の有効活用
都市インフラ施設
1.基本方針
施設の計画的な維持管理を進めていくうえでの、2つの基本方針を示します。
- 安全・安心の確保を最優先とした維持管理
- 維持管理の徹底した効率化と財政負担の平準化
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