町田市バイオエネルギーセンターの余剰電力を活用した自己託送事業の実施について

町田市ゼロカーボンシティ宣言を受け、鶴見川クリーンセンターでは2022年4月から町田市バイオエネルギーセンター（以下バイエネ君）で発電した温室効果ガス排出係数（注記1）が低い電力を使用し、温室効果ガス及び電力料金の削減を図るとともに、電力の地産地消に取り組んでいます。

さらに2024年6月から、再生可能エネルギー等の利用拡大を推進するため、鶴見川クリーンセンターと鶴川ポンプ場へバイエネ君で発電した電力の一部を直接供給する、自己託送（注記2）を市内事業者で初めて開始しました。

両施設で必要な電力量のうち、自己託送で約3割、年間約250万キロワットアワーを賄う予定です。残りの7割については、株式会社タクマエナジーから温室効果ガス排出係数ゼロの電力を購入します。
これにより、年間約370トンの温室効果ガスを削減する見込みです。

（注記1）温室効果ガス排出係数とは
電力を作り出す際にどれだけ温室効果ガスを排出したかを示す係数

（注記2）自己託送とは
自家用発電設備の設置者が当該設備で発電した電力を一般送配電事業者の送電網を介して、遠隔地の自己所有施設に送電・供給すること。