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かるたのいきもの紹介【な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、へ、ほ】
「な」ナガメ
- カメムシは危険を感じるとくさいにおいを発しますが、ナガメの成虫のにおいは、それほどくさくないといわれています。
- 菜の花に集まるカメムシということから、「ナガメ」(菜亀)と呼ばれているそうです。
「に」ニホンカワトンボ
- 細くてキラキラ光る美しいトンボです。成虫は3月から7月頃、丘陵地を流れる小川で観察できます。
- オスははねがオレンジに近い色と透明の2種類がみられます。市内で見られるメスは、はねが透明です。
「ぬ」アライグマ
- しましまのしっぽ(黒い輪4本から10本ほど)が目印です。昼間出会うことはあまりありませんが、足跡やフンなどの痕跡を残しています。
- ペットとして輸入されましたが、飼育できなり、屋外に放された個体が野生化してしまいました。他の生きものへの影響が大きいため、外来生物法で特定外来生物に指定されています。
「ね」シジュウカラ
- ネクタイをしているような模様が特徴です。右上のメジロや左下のエナガと比べてみましょう。
- 寒い時期の公園などで、メジロ、エナガなどいろいろな鳥と、群れになっているところ(混群)を目撃することがあります。また、庭などの茂み、垣根など緑のある場所で、一年を通して観察できる身近な野鳥です。
「の」ノアザミ
- 日当たりのよい草地や林のふちなどに生えています。花は、春から初夏にかけて咲いています。
- 風に揺れる姿はのんびりしているように見えますが、葉や茎にはとげがあるので注意しましょう。
「は」ハラビロカマキリ
- オオカマキリと比べて腹が大きいことから、「ハラビロカマキリ」と呼ばれています。
- 森や雑木林の近く、公園や庭などの茂み、垣根など緑のある身近な場所でも、5月から10月頃に観察できます。
「ひ」ヒガシニホントカゲ
- 昼間に、雑木林、市街地、公園などの日が当たるところで、ひなたぼっこをしている姿が観察されています。
- つやつやと輝く体をしています。幼体は黒っぽい色で尾が青い色ですが、成長すると、褐色っぽい色になります。
「ふ」フデリンドウ
- 野や里山の日当たりのよいところに生える6から9センチメートルほどのリンドウの仲間です。
- 春に花が咲きますが、つぼみの形が筆の穂先に似ていることから「フデリンドウ」と呼ばれています。
「へ」ヘイケボタル
- 夏の夜、湿地や田んぼの水路などで、光りながら飛んでいますが、昼間は葉っぱの裏など、人の目につかないところで休んでいます。
- ホタルが生息している場所では、その生態を守るための様々な活動が行なわれています。
「ほ」ホンドタヌキ
- なかなか出会うことはありませんが、生きもの調査(生きもの発見レポート)では、市内全域で目撃の報告が届いています。
- 野生動物なので、見かけても触ったり、エサをあげてはいけません。見守りましょう。