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かるたのいきもの紹介【あ、い、う、え、お、か、き、く、け、こ】
「あ」アメリカザリガニ
- ウシガエルの餌として輸入され、その後、日本全国に広がりました。
- 水草や水生昆虫、オタマジャクシ、魚類などなんでも食べてしまい、生態系への影響が大きいので、外来生物法で「条件付き特定外来生物」に指定されています。
- 飼育することはできますが、生きたまま屋外に放すことは禁止されています。飼い始めたら、最後まで面倒を見ましょう。
「い」イチモンジセセリ
- イチモンジセセリの幼虫と成虫は、食べるものが違います。幼虫はイネ科(イネやススキなど)の葉っぱを食べ、成虫は、花の蜜を吸います。
- 成虫は公園や街中などの植え込みの花の蜜をすっているところなどを観察できます。
「う」ウグイス
- 「ホーホケキョ」はオスのさえずりです。春先にこのさえずりを耳にすることがありますが、茂みや藪の中に隠れていて、姿はなかなか見えません。
(注記)さえずりとは、繁殖期にオスが発する求愛の鳴き声のことです。日常的な鳴き声は「地鳴き」といって、さえずりとは違う鳴き方をします。
「え」エナガ
- 町田市周辺でみられる野鳥の中でも小さいほうで、尾は長く、くちばしは短いのが特徴です。
- 林、まとまった緑がある公園などで、他の野鳥(メジロ、コゲラなど)と一緒にいるところを目にすることがあります。
「お」オニヤンマ
- 大きさが10センチメートルくらいの、日本最大のトンボです。黒と黄色のしましま模様が特徴です。
- 6月頃からヤゴからの羽化が始まり、10月くらいまで見られます。林、緑地、公園など、まとまった緑がある場所の水辺の近くで観察できますが、生きもの調査(生きもの発見レポート)の報告は数少ないです。
「か」カワセミ
- 河川、池などの水辺沿いで見られる青色の美しい鳥です。小魚などを捕まえるために、水面にとびこむ姿も見られます。
- 町田市の鳥に指定されています。生きもの調査(生きもの発見レポート)では、最もたくさん報告がある、人気の野鳥です。
「き」キンラン
- 4から6月に黄色い花が咲く野草です。里山などの雑木林で観察できることがあります。
- キンランなどのランの仲間は、葉で光合成をするだけでなく、根を通じて雑木林の土の中にいる菌からも養分をとっています。
「く」ノコギリクワガタ
- 体の色は、赤褐色から黒っぽい色です。6月から10月頃が活動時期で、緑地、公園、雑木林などの樹木で、樹液を吸っているところが見られます。
- オスは大きいアゴ(ハサミの部分)を持っています。体の大きさで、アゴの大きさは異なるといわれています。
「け」ケラ
- 土の中で暮らしているので、なかなか出会うことはありませんが、泳ぐことも、飛ぶこともできる、すごい昆虫です。
- 「おけら」と呼ばれることがあり、歌などにも出てきます。
「こ」コサギ
- 大きさは60センチメートルくらいで、河川や池などの水辺やその近くで見られます。
- 繁殖期にあたる春から初夏にかけての短い期間に、目の周りや足指が赤みを帯びることがあり、「婚姻色」と呼ばれます。通常、コサギの足指は黄色をしています。