アライグマ・ハクビシン防除事業
自宅に住み着いたアライグマ・ハクビシンの駆除業者を派遣します
外来生物であるアライグマ・ハクビシンの、生態系や生活環境への被害防止のため、町田市では業者の派遣による駆除を行っています。
受付の条件
- 申込をする方(依頼者)が所有している町田市内の住宅の天井裏等、建物の内部に、アライグマ・ハクビシンが住み着いていることが条件となります(野外、屋根なしの建築物などは対象外。居住者のいない寺社や店舗などであっても、わな設置期間中の毎日の見回りが可能であればお申し込み可能です)。
- 賃借人の方で、お困りの場合は、まず物件の所有者にご相談ください。
- 内部にいる動物が、アライグマ・ハクビシンの確証がなくても、音や、爪痕などでその可能性が高いと考えられる場合は申し込みいただけますが、現地調査の結果、アライグマ・ハクビシンによる被害でないことが判明した場合は、調査で本事業は終了となります(調査までは無料です)。
- わな設置後の毎日の見回りと、定期的なエサの交換、捕まった際の業者への連絡は、依頼者が行います。
- 同じ敷地内の建物についての申込は、年度内に1回までとなります。
- この事業でのわな設置・捕獲・駆除にかかる費用は無料ですが、別途消毒や穴ふさぎ等の作業を業者に依頼される場合は、自己負担となります。穴は、放置しておくと別の個体がまた入り込む恐れがあります。生息域を減らすため、再発防止のためにも、できる限り、穴ふさぎをお願いいたします。
申込と捕獲の流れ
- 状況等について、町田市役所7階環境共生課へご相談ください。電話での相談も可能です。
- 申込書を提出してください(申し込み方法は下記参照)。
- 申込書が市役所に到着後、町田市が本年度契約している業者(委託業者)に申込内容を連絡します。
- 委託業者が依頼者に日程調整の電話をします。現地調査日を決めてください。
- 委託業者が現地調査に来ます。調査の結果、自宅内にアライグマ・ハクビシンが侵入していることがわかりましたら、住宅内の屋根裏などに捕獲用のわなを仕掛けます(最長3週間、捕獲できない場合の延長はできません)。
- わなに動物がかかったら、依頼者が委託業者に電話をします。委託業者がわなと動物を回収に来ます。
申込書の提出方法
町田市役所7階環境共生課へ申込書(原本)をご提出ください。
7階702窓口へ直接お持ちいただくか、郵送にてご提出ください。
申込書式のダウンロード
申込書は、町田市役所7階環境共生課、市民センター・駅前連絡所に置いてあります(市民センター・駅前連絡所窓口では申込できません)。
申込受付件数、捕獲頭数(2024年度)
2024年度は9月末日現在で、77件の申し込みがありました。
町田市住宅内アライグマ・ハクビシン捕獲状況マップ(2024年度)
町田市内で、住宅内に住み着いたアライグマ・ハクビシンを捕獲したエリアを色付けしました。
アラ=アライグマ、ハク=ハクビシン、数字は2024年9月末の捕獲頭数です。
申込受付件数、捕獲頭数(2018年から2023年度まで)
2018年6月1日から本事業の受付を開始し、2018年度は93件、2019年度は118件、2020年度は144件、2021年度は142件、2022年度は153件、2023年度は160件の申し込みがありました。
この間、アライグマ51頭、ハクビシン47頭を捕獲、捕獲地域はつくし野6頭、金森東7頭、玉川学園6頭、東玉川学園2頭、南大谷7頭、常盤町2頭、小山町8頭、小野路町3頭、三輪緑山1頭、森野4頭、高ヶ坂2頭、鶴川1頭、下小山田町2頭、中町2頭、野津田町3頭、南つくし野2頭、上小山田町12頭、金井ヶ丘4頭、相原町7頭、成瀬1頭、大蔵町2頭、三輪町3頭、原町田1頭、本町田3頭、忠生1頭、山崎町2頭、南町田2頭、成瀬台2頭となっております。
申込者様のお話と、現地調査の結果から、カサカサ、カリカリといった小さい音の時は、ネズミの住みつきが原因であることが多いようです。
実際にアライグマ・ハクビシンに家屋内に侵入された方のお話を聞くと、夜中にドスン、バタンとかなり大きな音がするとのことです。
ご自宅の屋根裏などで、動物がドスドスと歩いていることにお気づきになりましたら、ご相談ください。
アライグマ・ハクビシン捕獲状況(2018年から2023年度まで)
町田市内で、住宅内に住み着いたアライグマ・ハクビシンを捕獲したエリアを色付けしました。
業者に駆除の相談をしたい場合
庭にアライグマやハクビシンが出る、すぐに捕獲に来てもらいたいなど、上記受付の条件に当てはまらない場合で、民間業者による駆除を希望される方は、公益財団法人東京都ペストコントロール協会(電話:03-3254-0014)にご相談ください。被害の状況を聞いたうえで、駆除を実施している業者を紹介してくれる協会です。
また、東京都環境局ホームページに有害鳥獣捕獲許可を受けている業者のうち、公開を了承している業者のリスト(PDFデータ)が掲載されています。下記のリンクからご確認ください。
業者によって費用は異なりますので、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。発生する費用は自己負担となります。
東京都環境局 野生鳥獣による被害にお困りの方へ(外部サイト)
情報冊子「アライグマ・ハクビシンに気をつけましょう」(分割版)
アライグマ・ハクビシンの駆除を行っている専門業者の方のお話や、東京都や他の自治体との情報交換、自治体のホームページなどから、皆さんのお役に立ちそうな情報をまとめて冊子にしました。
製本の配布はしておりませんので、ファイルをダウンロードしてご覧ください。
P0_表紙・目次_アライグマ・ハクビシンに気をつけましょう(PDF・1,902KB)
P1_敷地や屋根裏に侵入するアライグマ・ハクビシンを捕獲するには?(PDF・129KB)
P4_アライグマ・ハクビシンの足跡の特徴は?(PDF・149KB)
P5-6_アライグマ・ハクビシンの見合分け方は?(PDF・370KB)
P8_天井裏の糞はネズミ?ハクビシン?(PDF・181KB)
P9_家屋へはどんな被害が発生する?(PDF・1,950KB)
P11_忌避剤(きひざい)ってなに?わなを仕掛ければ確実に捕獲できる?(PDF・98KB)
アライグマ・ハクビシンの特徴
アライグマ
中型犬くらいの大きさ(頭から尾の先まで70センチメートルから90センチメートル)
尾に5本から7本のしま
目の周りに黒いマスク模様、眉間に黒いすじ
前足・後ろ足ともに5本指
ハクビシン
尾が長く、スリムな体型(頭から尾の先まで90センチメートルから110センチメートル)
顔の真ん中に白いすじ
足が短い
前足・後ろ足ともに5本指
アライグマ・ハクビシンを寄せ付けないために
エサになるものを与えない
外にごみやペットのえさを放置したり、庭の果樹を実がなったままにしたりしないようにしましょう。
庭に金魚などを買っている場合、重い蓋をしておきましょう。
住居を与えない
侵入口になりそうな隙間を見つけたら、金網等でふさぎましょう。
木をつたって屋根裏等に入ることがあるので、屋根へ延びる庭木はこまめに切りましょう。
国・都道府県の許可なくアライグマ・ハクビシンを捕獲することはできません
アライグマ・ハクビシンをご自身で捕獲したいとのお問い合わせをいただくことがあります。
アライグマ・ハクビシン等の害獣であっても、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律などによって、捕獲する場合は国または都道府県の許可が必要になります。
このページの担当課へのお問い合わせ
環境資源部 環境共生課
電話:042-724-4391
ファックス:050-3160-5478