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特定外来生物ヒアリ・アカカミアリ・ゴケグモ類の情報

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更新日:2025年2月6日

町田市は、外来種等による被害の防止のため、外来種に関する情報を発信していきます。

ハイイロゴケグモ・セアカゴケグモについて

ハイイロゴケグモ・セアカゴケグモは、かつては日本に生息していなかった外来種ですが、都内や近隣の相模原市などで近年確認されており、町田市内でも確認されています。
どちらのクモも攻撃性はありませんが、毒を持っており、触れると咬まれることがあります。
清掃や花壇の手入れなど、屋外で作業する場合は、軍手やゴム手袋などを着用してください。

特徴

  • 日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物のくぼみや裏側、隙間に営巣します。
  • 注意すべき場所の例としては、ベンチの裏、ブロックやフェンスの隙間、自動販売機の下、エアコンの室外機の下、排水溝のふたの裏、屋外に置いてあるサンダルの中、等などがあります。また、屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性もあります。
  • 昆虫を食べます。
  • 毒性が強く、有害なのはメスのみで、オスは毒が弱いです。

ハイイロゴケグモ(メス)

  • 体長は約7~10mm(体長とは、頭部の先から腹部の先までの長さであり、足の長さは含まない。)
  • 灰色または褐色などの丸い胴体で、腹部背面に縁取りのある斑紋が点在しています。
  • 腹面に赤い砂時計状の模様があります。
  • 卵のう(卵が大量に入った袋)は薄黄色で、表面に突起物があります。

セアカゴケグモ(メス)

  • 体長は約7~10mm(体長とは、頭部の先から腹部の先までの長さであり、足の長さは含まない。)
  • 全体が黒色で、大きな球状の腹部の背面に目立った赤色の縦条があります。
  • 腹面に赤い砂時計状の模様があります。
  • 卵のう(卵が大量に入った袋)は乳白色で、直径1cm~1.5cmの大きさです。

ハイイロゴケグモ・セアカゴケグモを見つけたら

  • 素手で捕まえたり、さわらないようにしてください。
  • 法律(外来生物法)により飼育や生きたままの持ち運びが禁止されています。生かしたまま他の場所に持っていくことのないようにお願いいたします。

駆除方法

  • 必ず軍手やゴム手袋などを着用してください。
  • 個体は、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶすなどの物理的な方法があります。
  • 卵のうは、殺虫剤の噴霧では効果がないおそれがあります。ビニール等の袋に詰めた後、飛び散らないように袋ごと靴で踏みつぶした後に殺虫剤を噴霧してください。
  • 個体の死骸と踏みつぶした卵のうは、ビニール等の袋に詰めた後、燃やせるゴミで処分してください。

咬まれてしまったら

  • 水で洗い、患部を清潔にしてすみやかに医療機関にご相談ください。その際可能であれば、咬んだクモの種類がわかるように、殺したクモを持参してください。
  • 咬まれたときの症状は、痛み、熱感、かゆみ、赤み、硬くなる、リンパ節の腫れが生じます。ほとんどが軽傷で、通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、まれに脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。

ハイイロゴケグモ・セアカゴケグモの詳しい情報については下記リンクもご覧ください

アカカミアリの市内での発見について

2019年9月2日に市内の住宅内に届いた荷物から発見されたアリ1個体について、専門家の確認により特定外来生物であるアカカミアリであることがわかりました。当該荷物はマレーシアで製造・梱包され、輸入業者が販売したものです。今回確認された個体については、発見時にはすでに死亡していました。

ヒアリ関連情報

町田市において、ヒアリの生息は確認されていません。

アリグモを殺さないでください

在来種であるアリグモについて、ヒアリではないかとのお問い合わせをいただいております。
アリグモは、アリに似た姿のクモで、飛び跳ねる、糸を出す、素早い動きなどが特徴で、形は細長く、オスは大きなアゴがあります。
在来種をむやみに殺すことのないよう、お願いいたします。

外来生物について、もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

外来生物法の概要や、特定外来生物一覧などを閲覧することが出来ます。

様々な外来生物を調べることが出来ます。

東京都環境局自然環境部が運営する特定外来生物に関する学習サイトです。

町田の生きものについて、もっと知りたい方はこちらをご覧ください