町田市新たな学校づくり推進計画(2021年5月)
2021 年4 月に「まちだの新たな学校づくり審議会」から教育委員会へ「町田市新たな学校づくり推進計画の策定について(答申)」(以下「審議会答申」)が答申されました。
この審議会答申と学校施設の老朽化の状況等を踏まえて、適正規模・適正配置の推進を契機として、将来の変化を予測することが困難な時代においても、その環境変化や学校教育にかかる諸制度の改正に対応しながら、町田に生まれ育つ未来の子どもたちが夢や志をもち、未来を切り拓くために必要な資質・能力を育むことができる環境づくりを推進するために「町田市新たな学校づくり推進計画」(以下「推進計画」)を2021年5月に策定しました。
推進計画は、「町田市立学校の新たな学校施設整備の基本的な考え方」と2040年度までに実現を目指す「町田市立学校の新たな通学区域」を定めるとともに、新たな学校の教育目標を話し合う中で学校と地域・保護者の役割を確認するための「まちだの新たな学校づくり実施方針」を定めています。
推進計画の内容については、以下のファイルをご覧ください。
(注記)2021年5月の「新たな学校づくり推進計画」策定以降の、急激な施設整備費の高騰や労働時間の規制強化による工期の延長といった社会環境の変化が起きています。これを受けて、市の財政状況を踏まえ、各地区の統合・建替えが計画で示した時期のとおり取り組むことができるか検討するとともに、2040年度までの町田市立小中学校区の児童・生徒数の推計を行います。検討結果の公表は2025年3月を予定しています。これに伴い、第1期本町田地区等(本町田地区・南成瀬地区・鶴川西地区・鶴川東地区・南第一小学校地区)以外の地区で、2024・2025年度に基本計画の検討に着手することとしている地区については、基本計画検討会及び意見交換会の開催を延期します。
「町田市新たな学校づくり推進計画」の一部修正について(PDF・101KB)
(注記1)町田第三・山崎地区統合新設中学校の学校候補地の変更について(2024年5月)
町田第三・山崎地区統合新設中学校の学校候補地について、「木曽山崎公園」に学校を建設する場合に必要な公園代替地の確保が困難であること、また、次点の候補地である「山崎中学校」については、通学距離や通学時間といった点に課題があることから、学校候補地を「本町田小学校用地」に修正しました。
(注記2)鶴川東地区の統合及び建替え時期の修正について(2024年2月)
新校舎の建設にあたり、鶴川第二小学校の敷地北側斜面の土砂災害特別警戒区域の指定解除に向けて、新たに擁壁改修等の工事が必要になることが判明しました。
そのため、敷地の安全対策の実施と児童の教育環境への影響を最小限に抑えるために、鶴川東地区統合新設小学校の建替え時期を変更し、想定統合年度を2029年度、新校舎使用開始目標年度を2033年度に修正しました。
(注記3)南第一小学校の建替え時期の修正について(2023年1月)
南第一小学校は、建替え工事の間、南中学校の校庭に建てる仮校舎で授業を行います。仮校舎の建設条件を確認した結果、新たな工事が必要になりました。そこで、工事の集中による南中学校の教育活動への影響を避けるとともに、適切な工事期間や安全を確保するため、計画を2年先送りし、新校舎使用開始目標年度を2028年度から2030年度に修正しました。
(注記4)つくし野・南つくし野地区の学校候補地の修正について(2022年1月)
推進計画に掲げたつくし野・南つくし野地区の学校統合における学校候補地について、「町田市住みよい街づくり条例」で地区街づくりプランの変更に必要な区域内の地区住民等の多数の合意が得られないと確認できたことから、2022年1月の町田市教育委員会第10回定例会において、学校候補地を「つくし野セントラルパーク」から次点としていた「つくし野小学校」に修正しました。
(注記5)相原小学校・小中一貫ゆくのき学園・堺中学校の計画内容の修正について(2021年9月)
推進計画に記載している相原小学校・小中一貫ゆくのき学園・堺中学校については、2021年6月の町田市議会において、「町田市立小中一貫ゆくのき学園の廃校見直しを求める請願」が採択されたことを受け、推進計画の計画期間である2040年度までに相原地区の市立小・中学校の児童・生徒数や相原地区の道路状況といった環境変化を見通しながら検討するものと計画内容を修正しました。
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