カワセミ通信195(2023年8月)
今年の夏は例年にも増して、暑い夏になりました。まずは何と言っても熱中症予防です。まだまだ、残暑が続きます。夏の疲れが出るころです。筆者などはとっくに夏バテ気味で、早朝のランニングもお休み中です。
この季節、野鳥のさえずりも聞こえず、草花もあまり咲いていません。そんな中でも、サルスベリ(百日紅)はその名のとおり、長く元気に花をつけています。街路樹としても花期が長いのでもう少し増やしてもよいかもしれません。
さて、この夏はコロナ禍で中断していた盆踊り・夏祭りが復活、市内各所で盛んに行われています。どこの町内会・自治会等もおしなべて4年ぶりの開催のところが多いようです。何か所かの祭りの実行委員会の役員の方に、「4年ぶりの開催ということで、大変だったのでは」とお話を伺ったところ、それぞれ、しっかり前のことを思い出して準備ができたという返事が返ってきました。
ただ、盆踊りですから、踊り手が少なくなっている地域もあるようです。こういう傾向は、10年以上前から表れていて、盆踊りそのものを中止したところもあります。さらに、踊り手の高齢化というだけではなく、4年のブランクの間に、お互いの絆というか、交流・親睦の機会が減っていることも影響しているように思えます。
話が飛ぶようですが、ここ数年、町内会等の役員もそうですが、民生委員や消防団のなり手が減っています。欠員が多くなり、それぞれの持ち場、担当が増えることで、負担が多くなっていると聞きます。
新型コロナの影響だけではないと思いますが、こうしたことは、地域の支え合いで成り立ってきた、これまでの地域の暮らしに少しずつ影を落としていくことが心配されます。
暑さの中、熱中症予防などお互いの健康を気遣う、声を掛け合うといったことから、交流と支え合いを密にしていっていただきたいと願っています。
夏祭りにて
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