カワセミ通信191(2023年4月)
3月下旬に南からツバメがやってきました。冬鳥のツグミは、まだ北への旅立ちに日があるようで、今は、夏鳥冬鳥が両方見られる時季です。散歩の途中に、ツミ(小型のタカ)を見かけました。今は繁殖の季節でよく鳴くので、それと知ることができます。
さて、最近、民間の事業者と2件の協定を結びました。3月の上旬になりますが、能ヶ谷にある武相荘に関して、(株)こうげいと観光連携協定を締結しました。武相荘は白洲次郎・正子夫妻が居を構えたところであり、市外からも多くの方が訪れる、町田市の魅力的な観光資源の一つです。運営には、(株)ポニーキャニオンと(株)ビームスが加わることになりましたので、より幅広い世代にも武相荘の魅力が伝えられると思っています。
もう1件は「新しい里山づくり」に関する連携協定です。町田市では昨年、「町田市里山環境活用保全計画」を策定し、市内外の団体や企業との連携・協働で、計画を進めていくことにしています。
3月の末に、LOCAL BAMBOO(株)と「新しい里山づくり」に関する包括連携協定を結びました。宮崎県延岡市内の会社で、放置されている竹林を活かしたメンマづくりを始めとして、地域の活性化に取り組んでいます。
町田市内でも、竹林の多くは手入れされていないものが多く、昨年、
LOCAL BAMBOO社の協力で、小野路町の団体が町田産メンマの試作をして、放置されている竹林の活用の第一歩を踏み出しました。
今後は町田産メンマの生産だけでなく、体験型イベントの企画・実施、里山での取り組みの情報発信など、幅広く里山の活用保全の取り組みを加速させていこうと考えています。
試作した町田産メンマ
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