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【最新情報】ことばらんどショートショートコンクール 2024
「ことばらんどショートショートコンクール2024」受賞者決定
町田市民文学館ことばらんどでは開館15周年を機に、2021年度から「ことばらんどショートショートコンクール」を開催しています。これは、町田市で1997年から実施してきた「ひなた村創作童話コンクール」を引き継ぎ、自由な発想や創造力を存分に発揮できるショートショートの文学賞にリニューアルしたものです。
本コンクールでは原稿用紙1枚から書くことのできる「アイデアと、それを活かした印象的な結末のある物語」である「ショートショート」を通して、青少年に文学と触れあうきっかけを提供し、創造力や文章力の向上、未来の町田生まれの作家の育成を目指しています。
毎年、市内在住・在学の小・中・高生の皆さまから多くの作品をご応募いただいておりますが、第4回目となる今回は、過去最多の1149作もご応募いただきました。ご応募いただいた皆さま、ありがとうございます。また今回は、町田市ゆかりの作家で当館の設立にご尽力いただいた森村誠一氏の没後一周年にちなみ、「森村誠一賞」を設け、このたび12人の受賞者が決定しました。受賞した皆さま、おめでとうございます。
審査員
審査員長
田丸雅智
審査員
KEN THE 390
藤岡みなみ
審査員長 総評
過去最高となる1149作ものたくさんのご応募を、本当にありがとうございました。今回は多様な読み方ができる作品が多くあったような印象で、審査の場でも意見が活発に飛び交いとても刺激的な時間でした。受賞者のみなさん、おめでとうございます!
アイデアがひとつのキモとなるショートショートでは、おのずと現実からの飛躍がある不思議な物語になることが多いのですが、この「想像する」「空想する」ということは人間ならではの力ではないかなと思っています。日常の中ではどうしても目の前の現実的なことに追われがちではありますが、これから先もこの「想像する」「空想する」ということを忘れずに、磨きつづけていただきたいなと願っています。
ショートショートの創作は楽しいだけではなく、文章力や発想力、論理的思考力など、生きていく上でとても役立つ力の育成にもつながります。このコンクールをきっかけに、引き続きショートショートの創作に親しんでいただければうれしいです。
受賞者および受賞作品
小学生の部
- 市長賞
橋爪 咲耶「描く」(町田市立相原小学校6年)
- 教育長賞
大埜 楓「朝の乗客」(町田市立忠生小学校6年)
- 東京町田・中ロータリークラブ会長賞
田上 日奈「コーディネート鏡」(町田市立町田第一小学校6年)
- 審査員賞
宋 雨衡「人の住んでいた空」(町田市立南第三小学校6年)
- ことばらんど賞
下嶽 皇惺「幸運を持ち歩くバッタ」(町田市立南第三小学校6年)
- 森村誠一賞
関口 朋也「パンのパン屋さん」(町田市立町田第一小学校5年)
中高生の部
- 市長賞
齊木 彩音「美食家」(町田市立鶴川第二中学校3年)
- 教育長賞
山本 実世「豊作」(町田市立町田第二中学校1年)
- 東京町田・中ロータリークラブ会長賞
古屋 亮丞「ふかひれ水」(町田市立金井中学校1年)
- 審査員賞
金澤 凛空「修学月旅行」(町田市立金井中学校1年)
- ことばらんど賞
藤原 くらら「性格整形」(和光高等学校2年)
- 森村誠一賞
岩本 透青「超高齢化社会」(町田市立鶴川第二中学校1年)
ミニ展示「受賞者発表展」
- 会期:2025年1月21日(火曜日)から3月30日(日曜日)
- 時間:午前9時から午後10時まで
- 会場:町田市民文学館ことばらんど1階文学サロン
- 休館日:毎週月曜日(ただし2月24日は開館)、2月13日(木曜日)、3月13日(木曜日)
- 観覧料:無料
- 主催:町田市民文学館ことばらんど
応募状況
- 募集期間
2024年7月1日から9月30日
- 応募総数
1149作品
- 応募作品内訳
小学生:561作品
中学生:541作品
高校生:47作品
主催・協力
主催:町田市民文学館ことばらんど、町田市立図書館
協力:東京町田・中ロータリークラブ
お問い合わせ
町田市民文学館ことばらんど
〒194-0013 東京都町田市原町田4-16-17
電話:042-739-3420
FAX:042-739-3421