東京オリンピック・パラリンピック通信Vol.4+
東京2020パラリンピック聖火(まちだの火)に想いを込めた施設をご紹介!
東京2020パラリンピック聖火(まちだの火)について
東京2020パラリンピック聖火ができるまで
東京2020パラリンピック聖火とは
8月24日(火曜日)夜、東京2020パラリンピック開会式が国立競技場で行われ、式の最後には、パラリンピック聖火が聖火台に灯されました。この聖火を作り上げるために、町田市が大きく関わっていたことをご存じでしょうか?
東京2020パラリンピック聖火は、47都道府県それぞれで起こした火と、パラリンピック発祥の地とされるストーク・マンデビル(イギリス)の火が合わさって完成しました。聖火の一部となった東京都の火は、都内62市区町村から集まった火で構成され、この中にまちだの火も含まれています。
それでは、どのようにして、まちだの火が誕生したのか、詳しく紹介していきます。
まちだの火ができるまで
都内62市区町村の火は、各自治体に作成方法を委ねられており、町田市では、市内障がい者関連施設や子ども関連施設から種火づくりやメッセージカード作成のご協力をいただき、パラリンピックの成功・パラアスリートへの応援・共生社会実現への願いなど、様々な想いを込めて作成してもらいました。
8月20日(金曜日)に、想いが込められた種火やメッセージカードを採火皿の中で1つの火にすることで、まちだの火を完成させました。
東京2020パラリンピック聖火(まちだの火)採火式を行いました
まちだの火を完成させた採火式の様子は、こちらをご覧ください。
キャンドルに移し替えた種火
採火皿に並べたメッセージカード
暑さに負けず、汗を垂らしながら起こした種火
8月1日から8日にかけて、各施設で種火を起こしていただきました。
気温30度を超える真夏日の中、太陽光を虫眼鏡で集めて火おこしに挑戦する施設や、汗を垂らしながらキリモミ式(木の棒を両手のひらで挟んで強く回し、摩擦熱で発火させる方法)に挑戦する施設などがありました。
すんなり火がつく施設の方が少なく、どの施設も悪戦苦闘しながら、種火を起こしていました。火がついた瞬間の達成感に満たされた笑顔が印象的でした。みんなで一生懸命に取り組んだ末に付いた火は、込められた想いも、より一層強かったと思います。
みんなで書いたメッセージカード
メッセージカードで想いを集める方法は、よりたくさんの方に関わっていただくために用意しました。
文字で想いを表現することはもちろんのこと、絵で表現いただいたカードもありました。メッセージカードは、種火と1つになる過程で燃えてしまいましたが、込めていただいた想いはまちだの火に継承され、パラリンピック聖火の一部にすることができました。
ご協力いただいた施設
障がい者関連施設
- かがやき(町田ダリア園)
- クラフト工房 La Mano
- しんわ町田事業所
- ひかり療育園
- 町田リス園
子ども関連施設
- 子ども創造キャンパスひなた村
- 子どもセンターばあん
- 子どもセンターつるっこ
- 子どもセンターぱお
- 子どもセンターただON
- 子どもセンターまあち
- 玉川学園子どもクラブころころ児童館
- 南大谷子どもクラブMOこもこ
- 木曽子どもクラブきそっち
- 南町田子どもクラブつみき
- 小山子どもクラブさん
- 三輪子どもクラブMIWA~GO
想いを込めながら、火を灯すことで種火をつくりました
みんなで会話をしながらメッセージを作成しました
天候にも恵まれ、虫眼鏡で火おこしに成功しました
額に汗を浮かべながら、縄文時代スタイル?で種火おこし
各協力施設を代表し、採火式典に参加しました
汗をぬぐいながらロープを引き合い棒を回して種火おこし
キャンドルに想いを込めてみんなで1つの火にしました
1時間超えの格闘の末、まいぎり式で種火をおこしました
お父さん達の指導を受けながらメタルマッチで種火おこし
火打ち石の原理を学びつつメタルマッチで種火おこし
メッセージやイラストでたくさんの想いを込めました
曇り空の虫眼鏡を断念し、乾電池の科学実験で種火おこし
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