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日本で初めて発見された敷石住居跡が見られる!高ヶ坂石器時代遺跡
国指定史跡高ヶ坂石器時代遺跡
高ヶ坂石器時代遺跡は、牢場、稲荷山、八幡平遺跡の3地点からなる縄文時代の集落跡です。現在の牢場遺跡にあたる場所で、畑のごぼうが曲がって成長していることをきっかけに、1925年に発見されました。翌年、丘陵地における住居跡発見の第一号として国史跡に指定されています。
牢場遺跡の敷石住居跡
八幡平遺跡(2014年再確認調査時)
稲荷山遺跡(2014年再確認調査時)
牢場遺跡・稲荷山遺跡
牢場遺跡では縄文時代後期の敷石住居跡が発見され、現在は覆屋をかけて保存されており、覆屋のガラス越しに見学することができます。(覆屋は2017年に建て替え工事を行いました。)
稲荷山遺跡は牢場遺跡に隣接した場所で発見された縄文時代後期から晩期の配石遺構です。現在は埋め戻して保存されており、実物の遺構を見ることはできませんが、遺構の様子が埋め戻した場所の上に再現されています。
牢場遺跡の遺構覆屋
稲荷山遺跡
牢場遺跡西側広場
2023年度に整備を行った牢場遺跡西側広場には、牢場遺跡に関する解説版やベンチを新たに設置しており、散策中の小休止にもご利用いただけるスペースとなっています。
所在
高ヶ坂二丁目1418-3(牢場遺跡)
見学
無料、随時
案内
JR町田駅ターミナル口より徒歩13分。町田街道を横浜方面へ向かい、「三塚」交差点より成瀬街道を成瀬方面に向かう。街道沿いに史跡入口があります。
八幡平遺跡
八幡平遺跡は牢場、稲荷山遺跡と谷を隔てた台地の上にあり、縄文時代中期末の敷石住居跡が発見されています。現在は埋め戻して保存されており、実物の遺構を見ることはできませんが、遺構の様子が埋め戻した場所の上に再現されています。
八幡平遺跡園路入口
八幡平遺跡の敷石住居跡
八幡平遺跡整備工事完了のお知らせ
2024年9月26日(木曜日)から実施していた八幡平遺跡の整備工事が完了しました。
所在
高ヶ坂二丁目1645-6
見学
無料、随時
案内
小田急町田駅南口より徒歩20分。町田バスセンターから高ヶ坂団地行きバスで「団地入口」下車、徒歩4分。
関連資料
高ヶ坂石器時代遺跡の概要と町田駅から高ヶ坂石器時代遺跡周辺の地図を掲載しています。