町田市考古資料室

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2024年3月29日

町田市考古資料室

考古資料室では、市内の遺跡から発見された考古資料や発掘調査に関する記録類の収蔵・保管を行っており、展示室では資料の一部を公開しています。
町田市には約900ヶ所の遺跡があり、そのうち8割が縄文時代の遺跡であることから、「縄文のまちだ」をテーマにした考古資料をご紹介します。

展示内容

縄文時代

縄文時代につくられた土器・土偶・装身具・石器などを紹介します。

その他の時代

弥生・古墳時代、奈良・平安時代につくられた土器や石器などを紹介します。

展示資料の見どころを紹介します

2024年1月16日(火曜日)から1月17日(水曜日)まで、南成瀬中学校の2年生3名が職場体験のため考古資料室を訪れ、いろいろな作業をしてくれました。ここでは中学生の目で見た考古資料の見どころを紹介します。(紹介文の作成から写真撮影まで南成瀬中学校の生徒がおこないました。)

見どころその1

僕がおすすめする所は、装飾具の耳飾りです。今の時代でいうならピアスみたいに使うそうです。でも昔の耳飾りには、役割とか色んな意味があります。2つ目に紹介したいのは能ヶ谷出土銭です。これを見て驚いたことは、銭貨が大量にあった所と、発見されたのがなんともない道だということです。他にも個性的な土器がたくさんあって、興味深いのでぜひ行ってみてください。

見どころその2

彫刻付大形石棒は、忠生遺跡で発見された物で縄文時代中期に制作された石棒です。これの特徴は、これまで発掘された石棒の中でも非常に大きく、バラバラの状態で発掘されたことです。184センチメートル、56キログラムあり、考古資料室の展示品の中でも一番大きく存在感があります。またこの石棒には彫刻が彫られています。あまり目立った彫刻ではなく抽象的な彫刻が彫られているため、見方によって感じ取り方が違う点もおすすめです。

見どころその3

おすすめするところは、幅広い年代の縄文土器があるところです。中でも高さが74センチメートルもある深鉢形土器や独特な形や文様のある浅鉢形土器などが特におすすめです。他にも、長さが184センチメートル、重さが56キログラムある彫刻付大形石棒や北海道函館市著保内野遺跡出土の土偶「カックウ」と類似している中空土偶頭部は町田市有形文化財に指定されています。

展示関連資料

施設利用のご案内

開室時間

午前10時から午後4時

開室日

  • 毎月第2・第4土曜日・日曜日、祝日(12月28日から1月4日は休室)
  • 7・8月は毎週土曜日・日曜日、祝日

2024年4月から6月の考古資料室開室日

団体での見学(学芸員による展示解説つき)もお受けします

10人以上での団体見学をご希望の場合は、1ヶ月前までに生涯学習総務課までお電話にてご相談ください。上記開室日以外でも可能です。学芸員による展示解説をご希望の場合は、その旨も申し出てください。
電話:042-724-2554(平日の午前8時30分から午後5時)

電話で内容を確認後、見学申請書の提出をお願いします。

見学料

どなたでも無料でご見学できます。

所在地

〒194-0202 東京都町田市下小山田町4016

交通アクセス

  • お車をご利用の場合
    駐車場あり(4台分)
  • バスをご利用の場合
    小田急線町田駅・JR横浜線町田駅下車、町田バスセンター14番乗り場から「市立室内プール行」または「市立室内プール経由野津田車庫行」バスに乗車し、「市立室内プール」バス停下車、徒歩約10分。

お問い合わせ先

  • 電話:042-797-9661(開室日のみ)
  • 考古資料に関するお問い合わせは、町田市生涯学習総務課(電話:042-724-2554)へご連絡ください(平日のみ)。

関連リンク

このページの担当課へのお問い合わせ
町田市教育委員会 生涯学習部 生涯学習総務課

電話:042-724-2554

ファックス:050-3161-9866

WEBでのお問い合わせ