市長記者会見資料 2023年7月12日開催分

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2023年7月13日

2023年7月12日に開催した市長記者会見で発表した資料を掲載しています。

【案件1】「版画家たちの世界旅行―古代エジプトから近未来都市まで」展を開催します

市立国際版画美術館では2023年7月22日から、「版画家たちの世界旅行―古代エジプトから近未来都市まで」展を開催します。古くから西洋の版画家は、「旅」から作品のインスピレーションを得てきました。芸術家としての修業や仕事だけでなく観光、社会の変化など、旅立つ理由はさまざまですが、険しい山を馬車で越え、大海原を帆船で渡る旅には大きな危険が伴ったことでしょう。鉄道や蒸気船が普及する19世紀には、版画家たちの行動範囲はヨーロッパを越えていきました。それと同時に、これまで見過ごされてきた身近な自然風景やにぎやかな都市生活にも光が当てられるようになります。本展では、当館のコレクションから西洋版画を中心に、旅や移動に関わる16世紀から20世紀の作品を約160点展示します。
古代文明発祥の地であるエジプトから、多くの芸術家を魅了したイタリア、都市と自然が共存するイギリスやフランス、そして高層ビルの建ち並ぶアメリカ・ニューヨークまで――400年の時を超える世界旅行をお楽しみください。

【案件2】「はっ!絵本作家・シゲリカツヒコ展」を開催します

雨宿りをしていたら空からふってきたカミナリこぞう、公園で遊んでいたら飛んでくるヒョウ柄の大きなパンツ。絵本作家・シゲリカツヒコさんの描く作品は、子どもたちのリアルな日常に寄り添いながらも、ユーモアたっぷりに私たちを空想の世界に連れていってくれます。その魅力を一層引き立てるのは、ページをめくるたびに思わず「はっ!」とさせられる緻密に描かれた絵と、まるでドローンで撮影されたような不思議な構図、そして作家自身が「大真面目な画風でおバカな絵本を作っています」と語るように、こっそりと盛り込まれるお笑い要素です。本展ではデビュー作の『カミナリこぞうがふってきた』から最新作の『かぜがつよいひ』まで、思わず惹きこまれてしまう絵本原画約120点の展示のほか、体感・体験を重視した、子どもたちが楽しめる展示空間づくりを行います。シゲリさんの描き出す、この奇想天外な作品世界を展示室でお楽しみ頂きたいと思います。

【案件3】町田市立自由民権資料館「町田のおカイコさん」展を開催します

安政6(1859)年に横浜が開港すると、生糸は日本最大の輸出品となりました。町田市はのちに「絹の道」と呼ばれる貿易港横浜と生糸が集まる八王子を結ぶルート上に位置したため、養蚕が盛んとなり、原町田の市では繭や生糸が取り引きされ、多くの人びとで賑わいました。人々は、育てることが大変な蚕を大切に扱い、繭の豊作を祈るなど、身近な存在であった蚕に親しみを込めて「おカイコさん」と呼びました。また、現在でも市内の多くの小学校では、蚕を育てる体験を通して地域を知る、という授業を行っています。本展では、町田における「おカイコさん」との関わりや歴史について、残された記録や養蚕に使われた道具をもとに紹介します。

このページの担当課へのお問い合わせ
政策経営部 広報課

電話:042-724-2101

ファックス:042-724-1171

WEBでのお問い合わせ