自治体間ベンチマーキング概要

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更新日:2023年8月4日

町田市では、2015年度から八王子市や藤沢市などの近隣自治体や人口規模の近い自治体とともに自治体業務を比較し、改善・改革する「自治体間ベンチマーキング」に取り組んでいます。
生産年齢人口の減少とそれに伴う税収の減少が見込まれる中、地方自治体がサービスを維持・継続させていくためには、業務の生産性向上が必要不可欠です。
この取組では、優位性の高い業務モデル「ベストプラクティス」を自治体合同で研究し、既存業務のプロセスを再設計します。そして、業務の生産性を向上させ、人口減少下においても持続可能な行政の実現を目指します。

業務量比較業務量比較のイメージ

取組概要、実施状況

自治体間ベンチマーキングは、以下のステップで実施しています。

  1. 業務量調査の実施
  2. ベストプラクティスの構築(事務担当者による業務改革の合同研究)
  3. 業務改革・業務改善計画の策定及び実施

ステップ1では、調査対象業務を業務プロセス単位に分解し、それぞれの工程にかけている業務量を調査します。
ステップ2では、ステップ1の調査結果に基づき、業務担当者が集い、意見交換を通して、効率的かつ効果的な業務モデル(ベストプラクティス)を検討します。
ステップ3では、ステップ2で検討したベストプラクティスを各自治体の実情に合わせた形で実践します。

調査対象業務・参加自治体
年度 対象業務・テーマ 参加自治体(オブザーバー参加含む)
2015~
2016年度
国民健康保険業務 町田市、八王子市、藤沢市、江戸川区、世田谷区、日野市、小平市、福生市、船橋市、市川市、松戸市
介護保険業務 町田市、八王子市、藤沢市、江戸川区、世田谷区、日野市、市川市、松戸市、郡山市
2017年度 市民税業務 町田市、八王子市、藤沢市、江戸川区、多摩市、船橋市、郡山市、厚木市、柏市
資産税業務 町田市、八王子市、市川市、松戸市、郡山市、厚木市、柏市
保育関連業務 町田市、八王子市、三鷹市
2018年度 市民税業務 町田市、八王子市、藤沢市、江戸川区、市川市、船橋市、郡山市、厚木市、柏市、平塚市
資産税業務 町田市、八王子市、市川市、松戸市、郡山市、厚木市、柏市、平塚市
住基・印鑑・戸籍業務 町田市、八王子市、厚木市、郡山市、目黒区、市川市、江戸川区、船橋市、平塚市
2019年度 住基・印鑑・戸籍業務 町田市、八王子市、厚木市、郡山市、目黒区、市川市、船橋市
子ども手当・医療費助成業務 町田市、八王子市、厚木市、郡山市、市川市、目黒区、平塚市
2021年度 行政手続のオンライン化 町田市、府中市、目黒区、厚木市、郡山市、八王子市、市川市

・保育関連業務(2017年度)は、子ども生活部保育・幼稚園課(電話:042-724-2138)が事務局となって実施しています。
・行政手続のオンライン化(2021年度)は、ステップ2・3のみ実施しています。

取組紹介事例

総務省の会議において自治体間ベンチマーキングの取組を紹介しました。(資料5)

総務省の会議において自治体間ベンチマーキングの取組を紹介しました。(資料3)

自治体間ベンチマーキングの取組が、有識者議員によって紹介されました。(資料1-2)

自治体間ベンチマーキングの取組が、総務省によって紹介されました。(項番5:取組事例「地方公共団体における行政改革の取組事例」のP13)

自治体間ベンチマーキングの取組が、有識者議員によって紹介されました。(資料5-1)

2017年度第2回町田市行政経営監理委員会では、町田市の行政経営改革プランとして位置付けており、2017年度第7回経済財政諮問会議でも取り上げられた「自治体間比較による行政経営改革」をテーマに開催しました。

「第3章経済・財政一体改革の進捗・推進」において、「公共サービスイノベーション・プラットフォームなどの枠組みを活用して、地方主体の取組を支援する」との方針が示されました。

有識者議員から安倍総理大臣に対し、「全国展開を図るべき先進事例である」との提言が行われました。

副市長以下、町田市の職員が出席し、取組の説明を行いました。

副市長以下、町田市の職員が出席し、取組の説明を行いました。

関連リンク

自治体間ベンチマーキングの取組は多摩・島しょ広域連携活動助成事業の「一般連携活動」として、東京都市長会から支援を受けて実施しています。

このページの担当課へのお問い合わせ
政策経営部 企画政策課

電話:042-724-2103

ファックス:050-3085-3082

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