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下水道管路の全国特別重点調査の実施について

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更新日:2025年5月8日

埼玉県八潮市で発生した、下水道管の破損による道路陥没事故を受けて、国土交通省から全国の下水道管理者に向けて、「下水道管路の全国特別重点調査」の実施が要請されました。市はこの要請を受けて、2025年5月12日から以下の内容で調査を実施します。

全国特別重点調査の概要

  • 調査対象:管径2メートル以上かつ1994年度以前に設置された下水道管(汚水、雨水とも)
  • 調査期間:優先実施(注記)は2025年8月8日まで、それ以外は2026年2月末までに調査結果を国に報告をすること
  • 調査手法:
    潜行目視またはドローン・テレビカメラ等によること
    優先実施のものは試験により構造物の強度を確認すること
    調査の結果、緊急度の高いものは空洞調査を実施すること

注記:優先実施

  1. 八潮市の陥没現場と類似条件(構造、地下水位、土質など)
  2. 構造的に腐食しやすい、又は過去に腐食が確認され未対策箇所
  3. 緊急輸送道路で下水道起因の陥没履歴がある
  4. 堆積土砂が顕著に増加した処理場・ポンプ場につながる管路

調査手法・スケジュール

調査手法・スケジュール
  汚水管 延長=75m(1箇所)
※優先実施
雨水管 延長=12.5km(31箇所)
優先実施外
2025年 5月 潜行目視・テレビカメラ・強度試験
調査開始
潜行目視 調査開始
6月 潜行目視・テレビカメラ・強度試験
調査完了
潜行目視 調査完了
(梅雨前まで)
7月 緊急度が高い箇所が
あった場合の空洞調査
出水期のため調査休止
8月 8月8日 調査結果報告 出水期のため調査休止
9月~10月 調査完了のため作業なし 出水期のため調査休止
11月~2026年1月 調査完了のため作業なし 緊急度が高い箇所が
あった場合の空洞調査
2月 調査完了のため作業なし 2月末 調査結果報告
随時
2026年3月末まで
調査により発見された
緊急度の高い箇所の修繕
調査により発見された
緊急度の高い箇所の修繕

調査対象

市の調査対象は、汚水管の約75メートルと雨水管の約12.5キロメートルです。

優先実施汚水管調査対象 位置図

参考

国土交通省発表(令和7年(2025年)3月18日)

町田市独自で実施した緊急点検について

2025年1月28日に埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて、下記のとおり、市独自の緊急点検を実施しておりましたので、点検結果についてお知らせします。

点検対象:汚水幹線のうち、経過年数30年以上または、過去に腐食が確認された下水道管 約58キロメートル
点検方法:目視点検。ただし目視が困難な箇所は管内調査カメラによる点検
点検期間:2025年2月3日~2025年4月26日
点検結果:緊急性を要する異常はありませんでした。