花壇コンクール参加団体による冬の花壇管理方法 

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更新日:2022年10月28日

冬を過ごす春花壇用の苗を上手に育てるための管理ポイント

春の草花は、寒い冬を花壇でじっと耐えて、春になるのを待っています。ここでは、暖かくなるまで管理の方法について説明します。

灌水(かんすい)

冬の間は、最小限の潅水にとどめ、必要な時は、良く晴れた暖かい時間帯に行ないましょう。目安は、1~2週間雨が降らないときに花壇の表面が乾いてきたらたっぷりと潅水しましょう。みなさんの花壇では乾きすぎていませんか。

苗の植え直し

小さな苗は、根の量も少ないので、霜柱で苗が持ち上げられてしまい、大切な根が切られてしまいます。これで、生育を悪くする原因の一つです。もし、霜柱に持ち上げられてしまったら、なるべく早い時期に指で優しく包み地面に押しつけてあげましょう。このとき、 くきを折らないように気をつけてください。

防寒対策の事例紹介

花壇コンクール参加団体の事例から防寒対策についてご紹介します。
苗の植え付け直後から3月中旬ごろまで、このような工夫をすることで防寒対策となり、春には元気な花を咲かせることができます。参考にしていただき、冬の寒さから小さな草花苗たちを育ててください。

不織布(ふしょくふ)による対策例

コープとうきょうコープガーデン(木曽町)の不織布シートで全面かけによる防寒対策

不織布を花壇の長さに切って全面的に覆い、端を針金(専用の押さえる道具もあります)、洗濯バサミなどを使って固定する方法と、園芸用支柱を使って張る方法があります。
不織布は風で飛ばされないよう、しっかりと固定してください。張りすぎると草花が押さえつけられて生育に影響するので、草花との間に余裕を持たせて張ります。園芸用支柱を使う場合は、低く張れるよう刺して使います。

寒冷紗(かんれいしゃ)による対策例

仲町サルビア会(相原町)の寒冷紗トンネルによる防寒対策

対策の方法は、不織布とほぼ同じですが、寒冷紗の場合は、園芸用支柱などを使ってトンネルを作り、草花との空間を空けて張ります。その際、風で飛ばされないよう針金や洗濯バサミなどでしっかりと留めます。

笹竹(ささだけ)による対策例

武蔵岡団地8号棟花壇同好会(相原町)の笹竹による防寒対策

笹竹の葉を利用する方法は、北側から南側に向けて笹竹の葉のついた部分を斜め45度くらいに傾けて花壇一面に刺します。笹竹を南に向けて刺すことで草花に日が当たり、北風を防ぐことができます。
この方法では、風通しが良いので極端な温度上昇がなく、霜だけを防ぐができます。

募集しています!

夏から秋の花壇管理対策・冬の防寒対策

みなさんの夏から秋にかけての花壇の管理対策や寒い冬の防寒対策のアイデアをお知らせください。「私たちの花壇はこんな対策をしています」、「こんな身近なもので対策になります」、「開花に向けてこんな管理をしています」など、さまざまなアイデアをお寄せください。

花壇づくり活動

みなさんが日頃管理されいる花壇コンクール参加花壇での活動自慢を募集しています。「こんな工夫をしています」、「花壇のデザインの仕方」など花壇づくり活動をみなさんに紹介してみませんか。
なお、ご応募いただきました「夏から秋の花壇管理対策・冬の防寒対策」と「花壇づくり活動」は、町田市のホームページ、花のまちづくり資料等に活用させていただきます。
応募の方法については、公園緑地課公園管理係花壇コンクール担当までご連絡ください。みなさんからのたくさんのご応募をお待ちしております。

まちだの「花のまちづくり」関連情報

みなさんの地域に花壇をつくりませんか? 応援します!

このページの担当課へのお問い合わせ
都市づくり部 公園緑地課

電話:042-724-4399

ファックス:050-3161-6269

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