水素で走る燃料電池ごみ収集車の試験運用を開始します
燃料電池ごみ収集車
市では、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという目的を掲げ、環境先進都市「ゼロカーボンシティまちだ」の実現に向けた取組を宣言(2022年1月)しました。その一環として、「第3次町田市環境マスタープラン」の5つの重点プロジェクトの一つである「重点プロジェクト2 次世代自動車の積極的な導入と多面的な活用」を推進してきました。この度、新たな取り組みとして、東京都が推進する「燃料電池ごみ収集車ステップアップ型導入支援事業」に参加し、水素エネルギーの需要拡大と早期の社会実装化を目指すために、水素で走るごみ収集車の試験運用を開始します。
試験運用概要
目的:車両性能、導入効果の検証
期間:2024年11月から18ヵ月
台数:1台
用途:燃やせないごみの収集運搬業務
地区:成瀬、南町田
試験運用に先立ち、出発式を行いました
11月19日火曜日、「燃料電池ごみ収集車実装支援事業」を主催している東京都産業労働局と車両の調達・提供を行っているCommercial Japan Partnership Technologies株式会社を関係者としてお招きし、出発式を開催しました。
式典の様子
キーの引き渡し
ごみの投入
積み込みスイッチを押す石阪市長
燃料電池自動車MIRAIも展示しました。
会場で使用した電源はMIARIから供給しました。
燃料電池ごみ収集車の紹介
前面
後面
側面
側面
水素充填口
水素タンク(運転席側)
水素タンク(助手席側)
高電圧バッテリー
積み込みの機械を動かすための電源装置(側面カバー内)
水素と酸素を結合して発電する発電機(FCモジュール)
荷箱の機械を作動させるためのスイッチ
ごみ投入口の回転板を動かすためのスイッチ
ごみ投入口
積み込んだごみはこのようにして下ろします
燃料電池ごみ収集車のスペック
燃料電池ごみ収集車 | 現行のごみ収集車 | |
---|---|---|
全長 | 6480ミリメートル | 5310ミリメートル |
全幅 | 2180ミリメートル | 1890ミリメートル |
全高 | 2280ミリメートル | 2350ミリメートル |
積載量 | 1950キログラム | 2000キログラム |
このページの担当課へのお問い合わせ
環境資源部 ごみ収集課
電話:042-797-7111
ファックス:042-797-5325