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寄り合い -The YORIAI-「小山地区を浸水被害から守るためには」
セッションのポイント
背景
小山地区は洪水時に浸水予想区域になっている。
目指す未来
水害の危険が迫った時に、避難できる体制を地域の中で整える。
開催経過
第3回
2025年3月13日(木曜日)に第3回小山防災寄り合いを小山市民センターで開催いたしました。
当日は地域の方、事業者の方など合わせて20名の方にご参加いただき、「小山地区を浸水被害から守るためには」をテーマに、第2回でできた3つのチームの具体的な取組内容についてアイディアを出し合い、最初の行動となる「はじめの一歩」を決定いたしました。
目標設定
第2回で結成されたチームごとにプロジェクトの長期的な目標と、短期的な目標を決めていきました。
チームごとに話し合う様子
チームごとに話し合う様子
プロジェクト内容の検討
具体的なプロジェクトの内容をブレインストーミングというアイディア出しの手法を使いながら、チームごとに決めていきました。具体的な内容が確定したチームから、最初の行動である「はじめの一歩」を決定していきました。
今回の寄り合いでは以下の3つのプロジェクトが生まれました。
車避難検討プロジェクト
浸水想定区域となっている住民の車を事業者の協力を得て小山ヶ丘地区に避難する方法を検討する。
高齢者の避難方法検討プロジェクト
単独での避難が困難な高齢者の避難方法について検討する。
地域・企業連携、地域マップ作成プロジェクト
地域同士、企業同士、地域と企業の連携を深めることで、地域防災の向上を目指す。地域マップの作成についても検討中。
第2回
2025年1月29日(水曜日)に第2回小山防災寄り合いを小山市民センターで開催いたしました。
当日は地域の方、事業者の方など合わせて約20名の方にご参加いただき、「小山地区を浸水被害から守るためには」をテーマにグループ対話や課題解決のためのプロジェクトチーム作りを行いました。
グループ対話・プロジェクトチーム作り
グループ対話では「小山地区を浸水被害から守るためにできること」について参加者同士で意見交換を行いました。その後、自分が取り組みたい、取り組めることを共有し、チームを結成しました。
最終的に3つのプロジェクトチームが生まれ、チームを結成した想いを共有をしたところで第2回は終了となりました。
グループ対話の様子
グループ対話の様子
第1回
キックオフ
参加者の皆さまには車座(サークル)で着席いただき、お互いの顔を見ながら自己紹介を行いました。
インスピレーショントーク
小山地域に関する水害の基本的な情報や専門的な情報から対話に向けた着想を得ていただくために、2名の方からお話を伺いました。
- はじめに町田市防災課から、町田市における風水害被害想定について共有しました。
- 次に、災害対応NPO法人MFP代表であり、日本各地での災害現場で被災地支援をされている松山文紀様にご登壇いただきました。松山様からは水害にあったときの実情や実体験をもとにした備えについてお話しいただきました。
町田市防災課
災害対応NPO法人MFP代表 松山 文紀 様
アイデア共創・全体共有
全体共有(フィッシュボウル)の様子
5つのグループに分かれて「浸水被害から守るためにできること」について話し合いました。近隣にお住まいの方、周辺の企業や寺院の方といった多様な方々が、それぞれのつながりや資源を活かしたアイデアを出し合いました。
車座(二重の円)にイスを並べたフィッシュボウルという手法を用いて、話し合った内容を全体で共有しました。