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町田市から全国に発信した車いすで歩けるまちづくり
やまゆり号第1号(すみれ会館前に展示)
町田市は、1974年(昭和49年)に「町田市の建築物等に関する福祉環境整備要綱」を定めて、リフト付き車両「やまゆり号」の運行、歩道と車道の段差解消、車いすで利用できるトイレとエレベーター整備などを福祉のまちづくりとして進めました。
また、障がい当事者と親の会を中心に作業所・授産施設づくりや、統合教育を進めました。聴覚障がい者への手話通訳、視覚障がい者への点訳、朗読・音訳などの生活支援も早い時期に始めました。こうした取組みは、仙台、京都などでもほぼ同時期に始まり、すべての人に快適な都市環境をめざす『車いすで歩けるまちづくり』として全国に広がりました。