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歯周病と全身疾患のつながりについて

更新日:2015年6月4日

歯周病は、むし歯と並び歯を失う原因になる二大疾患です。
初期では自覚症状が乏しく知らず知らずのうちに進行してしまう特徴があります。
しかし、歯周病は初期のうちに発見し予防することが可能です。
また、歯周疾患は「歯の周りの病気」と書きますが、その影響はお口の中のみならず、全身に影響が及ぼされることがわかってきました。

図1:歯周病と全身疾患の関係

歯周病について

図2:歯周病の進行

歯周病とは、歯肉や歯を支える歯槽骨などの歯周組織に起こる疾患の総称のことです。歯と歯肉の間にプラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌感染を引き起こします。

歯周病の初期は、歯肉が腫れ歯肉ポケットを形成する「歯肉炎」になります。
進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)や膜を破壊し深いポケットを形成し、歯周炎になります。
「軽度歯周炎」では、歯槽骨が破壊され始め、歯周ポケットが3から5ミリメートルになります。
「中程度歯周炎」では、歯槽骨がさらに破壊され、歯周ポケットが4から6ミリメートルになります。
「重度歯周炎」では、歯槽骨が歯の根の長さの1/2以上破壊され、歯周ポケットが6ミリメートル以上になります。

歯周病予防は、セルフチェックで早期発見が大切です。歯周疾患チェックをしましょう!

歯周疾患チェック

歯周病と全身疾患の関係

歯周病になると、歯周病原菌や炎症により有害物質が形成され、それらが血液中に流れ込み全身に影響を及ぼします。

糖尿病

歯周病になると、歯周病原菌が起こす炎症の影響で、TNF-αが生産されます。
この有害物質は、血管に入り込み血液にのって全身に運ばれ、すい臓でインスリンの活性を障害します。
また、血液中にTNF-αが増えることで血管壁に糖を取り込むインスリンの働きを阻害し、血液中に糖が残ることにより高血糖になり、そして、血糖値のコントロールが悪くなるのです。
また糖尿病が進行すると歯周病が悪化することがあります。
高血糖状態が続くことで、白血球機能の低下、歯肉部分の血液循環障害、歯肉のコラーゲン線維の溶解、唾液の減少がおきます。
これらの変化により、歯周組織の破壊を助長して歯周病が悪化しやすくなるのです。
歯周病は「糖尿病の第6の合併症」といわれています。
糖尿病の治療とともに日ごろから、お口の中を清潔に保つことがとても大切です。

心疾患

心疾患は、食生活や運動、ストレスなどの積み重ねが引き起こす生活習慣病のひとつです。歯周病の人は歯周病でない人と比べて、心疾患を発症するリスクが高いことが明らかになっています。また、歯周病が重症なほど、その発症リスクが高くなるとも言われています。これは、歯周病によって歯ぐきで生産された炎症性物質が、血流を介して心臓の血管にも影響を及ぼすためだと考えられています。

誤嚥性肺炎

通常、食べ物や唾液は食道を通り胃にはいります。しかし、誤って気道に入り込むことがあります。これを誤嚥といいます。特に高齢になると、飲み込む反射(嚥下反射)や誤嚥したとき咳をして異物を吐き出す反射(咳反射)機能が低下します。誤嚥し肺に入った細菌により起こされた肺炎「誤嚥性肺炎」は、高齢者に多くみられます。歯周病原菌は誤嚥性肺炎の原因菌のひとつといわれています。

早期低体重児出産

妊娠中の女性で歯周病に罹っている人はそうでない人に比べて、低体重児出産や早産の割合が高いことが報告されています。妊娠中はつわりなどにより歯みがきなどの口腔清掃が不十分な状態になりやすく、歯周病になりやすいです。そして、歯周病原菌により生産されたTNF-αなどの有害物質が、血液にのって子宮内に入り込むことで、子宮の収縮に関連し、早産や低体重児出産の確率が高まると考えられています。

認知症

認知症のひとつである脳血管性認知症の原因は脳卒中です。脳卒中は動脈硬化が脳の血管で起こるものですから、歯周病を予防して動脈硬化のリスクを減らすことが認知症の予防につながります。また、脳萎縮が見られるアルツハイマー型認知症の人では健康な人に比べ、残っている歯数が少ないことも分かっています。歯周病を予防してよく噛むことで、刺激が歯根膜から伝わりアルツハイマー型認知症の予防につながると考えられています。

定期健診とセルフケアで歯周病を予防しよう

歯周ポケットに付着したプラーク(歯垢)や歯石は、自分で完全に除去することができません。セルフケアとあわせて、かかりつけ歯科医院での定期健診などのプロフェッショナルケアを受けることも大切です。詳しいセルフケアについては歯周病予防~セルケアをしよう~をご覧ください。

歯周病予防~セルフケアをしよう~

関連情報

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お口さわやか 歯科口腔健康診査

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