カワセミ通信6(2007年3月)

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更新日:2008年4月1日

カワセミ通信6
 鶴見川の支流、真光寺川流域にも、春になり、南からツバメも渡ってきました。雑木林の林床に去年あったシュンラン。今年はどこへ行ったのか、見つかりません。ここらあたりは、小さな川と両側に迫った丘のせいか、山村の雰囲気があります。山里の道路沿いでよく出会うキセキレイの鳴き声も、山村を思い起こさせます。足元の田の畔や公園の草地もヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ツクシあるいはカキドオシなどでにぎやかになりました。
 さて、先日、「中期経営計画(第一次素案)」について議会に報告しました。この中期経営計画は,今後5年間の事業の計画や、いわゆる行政改革プランそして財政収支の見通しの3つで構成されています。
 市役所の提供するサービスや様々な事業は、毎年度の予算でその支出の額が上限として議会で決定され、実行されていきます。法律では、毎年度ごとに予算を決めて実行することになっていて、次年度のそのまた翌年度の予算を前もって決めることはできません。しかし、道路の建設でも大きな施設の建設でも,単年度の予算では完成しません。また、家計を考えてもそうですが、車を買ったり、進学したり、少し将来のことも計算をしないと、先に行ってお金が足らないということになりかねません。
 そこで、今回、5年間の税収その他の収入を見積もり、5年間で支出すべき主要な事業の必要額を計算しました。また、今後の人員配置の計画つまり職員定員の増・減員計画などの「経営改革のプラン」も併せて、まとめました。
 こういう中期の計画を作って実行している町は,東京都内でも他には聞きません。そういう意味では、新しい試みですので、本当にうまくいくか不確実なところもありますが,ひとつの挑戦として実行していこうと思います。
 4月中旬からは、市民の皆様からご意見をいただけるようパブリックコメントの準備をしています。
 今月は、カワセミ通信らしからぬ話題で恐縮です。

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