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多摩の「リーディングシティ」を目指すための調査研究の目的・概要等
調査研究の目的
町田市未来づくり研究所では、調査研究「FutureMachida2050」において、不確実な将来を予測するため市に起こり得る4つの未来シナリオを描きました。予測されるシナリオや、都市特性を客観的に評価した「JPC2023(森記念財団)」の厳しい結果などを踏まえ、町田市に必要な都市要素を調査・分析し、具体的な施策を提言することで、町田市を多摩の「リーディングシティ」に押し上げることをねらいとしています。
調査研究の概要
(1)環境分析
町田市を取り巻く都市要素の現状を客観的に把握し、課題を整理するため、定量的・定性的な観点から以下の通り環境分析を行います。
- 定量調査:JPCの評価指標(86指標)について他都市(仮想ライバル市)と比較し、町田市より順位が高い都市について要因と考えられるデータを収集し、整理します。
- 定性調査:JPC評価で押さえられていない市民満足度や多様性、ホスピタリティ等の観点においては、独自にウェブアンケートを実施し分析します。
(2)課題の言語化、可視化
定量・定性調査の結果から、JPCの評価指標(86指標)の中で特に取り組んでいくべき指標を明らかにし、その指標を上昇させる鍵となる項目、仮想ライバル市とのギャップを考察し課題をとりまとめます。
(3)成功要因等の分析・ケーススタディ
課題の解決に向けて、先進自治体の成功要因を分析します。
(4)有識者ヒアリング
調査内容について有識者にヒアリングを行います。
(5)効果的な手法の検討
改善・伸長すべき項目や中長期的に検討すべき項目、さらには短期的に成果を出すべき項目を絞り込みます。
(6)具体的な施策の提案
実施に係るコスト・効果額・期間・場所等を含めた具体的な施策案を提案します。独自の視点から町田市のあるべき姿を打ち出し、結果としてJPCの順位を押し上げられるような施策内容とします。
(7)情報発信
研究過程や研究成果などは、定期的に情報発信を行います。
(8)研究成果の作成・発表
研究成果や提言を発表する場として、研究発表会を開催します。また、市民等に周知するための概要版を作成します。
主なスケジュール
月 | 実施内容 | (7)情報発信 |
---|---|---|
5月~7月 | (1)環境分析 | 実施 |
8月 | (2)課題の言語化、可視化 | 実施 |
9月~10月 | (3)成功要因等の分析・ケーススタディ | ― |
11月 | (5)効果的な手法の検討 | 実施 |
12月~1月 | (6)具体的な施策の提案 | 実施 |
2月~3月 | (8)研究成果の作成・発表 | 実施 |