太陽光発電用ソーラーパネルからの落雪にご注意ください!
ソーラーパネルからの落雪による負傷や家屋の破壊の相談が増えている、という国民生活センターからの情報があります。
具体的な事例としては、落雪が家族の頭上に直撃してむち打ち症になった例や、落雪が隣家のテラスや物置、サンルームの屋根を破壊した例などがあります。
国民生活センターは以下の4つの問題点を指摘しています。
問題について
- パネル上を滑り出た積雪は、一般的な屋根に比べて遠くまで落下する。
- 普段降雪の少ない地域ほど、パネルに落雪止めの処置を行っていない。
- 都市部ほど近隣被害が起きる可能性が高い。
- パンフレットや取扱説明書に、落雪の危険性の記載や説明が不足している。
対策について
ソーラーパネルの設置に際しては落雪の危険まで想定していない方が多いのですが、危険なケースが多いため、設置時に雪止めの対策などを講じる必要があります。建築の設計者やパネル設置業者ともよく相談した上で対策を検討しましょう。
また、パネル上の雪下ろし作業をする場合には、パネル表面は非常に滑りやすいので特に注意が必要です。
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