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町田市の自然を育む「湧水」を知ろう!!
「湧水」ってなに?
降った雨や雪が長い時間をかけて地中を巡り、地中に水分が飽和して「地下水」になります。地下水が地表に湧き出すことや、その水を「湧水」といいます。
町田市にも「湧水」ってあるの?
町田市内にも、たくさんの湧水があります。身近なところでは、芹ヶ谷公園や、滝の沢源流公園などがあげられます。また、町田市には、境川、鶴見川、恩田川といった河川の源流があります。境川の源流は、NatureFactory東京町田から徒歩で行ける場所にあり、周りには水を養う森が広がっています。
※町田市では、湧水について飲用の可否についての検査は行っていないため、飲用として推奨しておりません。
滝の沢源流公園の湧水(本町田)
境川源流(相原町)
つくし野殿山市民の森(つくし野)
梅木窪湧水(下小山田町)
忠生公園源流の池(忠生)
小町井戸(小野路町)
湧水があると、どんないいことがあるの?
湧水は、水路や池、川などの水源となり、わたしたちにうるおいと安らぎを与えてくれる存在です。湧水によって河川の水量が保たれることで、水質を維持することができます。また、市内の湧水のそばにはホトケドジョウやスナヤツメなど、絶滅危惧種の魚も生息しています。しかし、近年、湧水地が消失したり、湧水量の減少や水質の悪化など、湧水を取り巻く環境は厳しくなってきています。
ホトケドジョウ
スナヤツメ
わたしたちにできることは?
近年の都市化で、雨が地中へ染み込むことなく下水道等へ流れ込むようになったため、湧水量が減り、川の水が減った結果、水辺環境が悪化することが増えています。東京都環境局では、「雨水浸透ます」という、地中に雨を染み込ませやすくする設備の設置を呼び掛けています。詳しくは東京都環境局のホームページをご覧ください。
東京都環境局による湧水の保全に関するページです。
町田市の自然環境と生きものについての情報をまとめています。