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町田市子ども憲章
子ども憲章をつくるにあたって
わたしたちは、青少年健全育成都市宣言30周年にあたり、誓いを新たにする。
今、子ども社会は詰め込み教育や個性を発揮しにくい環境など、さまざまな問題や矛盾の中にある。
そこで、この憲章をとおして、子どもは自立に向けて努力し、自分の想いを大人に主張してほしい。大人は理想の子どもと現実の子どもの違いを知り、子どもの自立の支えとなってほしい。大人も子どもも自分を見つめ直し、もう一度よく考えてほしいと思う。この憲章は、その行動を起こしてもらうための指針として、子どもが中心となって起草した。
この憲章は、これを受ける一人ひとりが自分なりの新しい言葉をつなぎ合わせて、初めて生きたものとなるのである。
-子ども憲章実行委員会-
町田市子ども憲章
みんな自分に素直に生き
そしてお互いを認め合うそんな社会へ・・・
それは、みんながそれぞれの生き方を追うことができるということ。
そして、他の誰とも違うかけがえのないわたしが、
まわりのすべてのものとともに、生きるということ。
1996年5月11日制定
人権尊重社会の実現
すべての人には平等な権利がある。でも、自分勝手に行動するだけではいけない。
-相手の立場になって気持ちを理解し、
お互いを認め合える社会をつくっていきます。
自主性の確立
「自分から」。それが一番大切なこと。人にやってもらうばかりではだめなんだ。いつも楽しくなるように、
-自分の道は自分で切り開いていきます。
個性の尊重
人はみんな一人ひとり違う。みんなと違ってもこわくない。当たり前のことなんだ。だから、
-それぞれが持っている自分らしさを大切にします。
命の大切さ
いのちがあるのは人間だけではない。動物にも植物にもいのちがある。だから、
-みんなで助け合って生きていきます。
学ぶ心の大切さ
経験から学ぶことは、自分の可能性を広げる。むだなことなんてない。
-ものごとに前向きに取り組んでいきます。
友情の大切さ
世界中のどんな人でも、友だちはかけがえのないもの。いつも気持ちがわかり合える、そんな仲間。だから、
-仲間を大切にし続けます。
夢を追う気持ち
現実にとらわれなくてもいい。わずかな可能性でも、
-自分の夢を持ち続けます。