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町田市の商業の沿革
江戸時代後期の原町田地域では、「二の市」に加えて「六の市」が立つようになり、これが原町田地域の商店街の原点になっています。
明治以降は、生糸の生産地の甲府・八王子と、貿易港の横浜とを結ぶ「絹の道」の中継点としてにぎわい、1881年には横浜線が、1927年には小田急線が開通し、人口の定着や地域の発展に大きな影響を及ぼしました。
また、大規模団地の建設や土地区画整理事業をはじめとする宅地開発により、1960年代後半から1970年代前半にかけて人口が急増し、町田市の商業も急速に発展しました。
このことが、大型商業資本の関心を呼び、1970年代になるとその進出が顕著になりました。これら大型店の進出は、市内の中小小売店に大きな影響を及ぼすようになりました。
2000年代に入ると、インターネット通販の普及や、近隣都市における大型商業施設の開業など、商業を取り巻く環境は大きく変化しており、2021年の事業所数、従業者数、及び年間商品販売額は2016年から減少しています。
市内卸売業・小売業の推移
2014年 | 2016年 | 2021年 | |
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事業所数(事業所) | 3,082 | 2,990 | 2,728 |
従業者数(人) | 31,004 | 29,826 | 28,817 |
年間商品販売額(百万円) | 573,893 | 660,155 | 653,206 |
2014年 | 2016年 | 2021年 | |
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事業所数(事業所) | 574 | 548 | 508 |
従業者数(人) | 4,135 | 4,097 | 3,790 |
年間商品販売額(百万円) | 143,776 | 167,049 | 168,561 |
2014年 | 2016年 | 2021年 | |
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事業所数(事業所) | 2,508 | 2,442 | 2,220 |
従業者数(人) | 26,869 | 25,729 | 25,027 |
年間商品販売額(百万円) | 430,117 | 493,106 | 484,645 |
出所:事業所数、従業者数、年間販売額(2014年を除く)は、総務省統計局「経済センサス」
2014年の年間販売額は経済産業省「商業統計調査」
2014年 | 2018年 | 2023年 | |
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事業所数(事業所) | 41 | 42 | 43 |
出所:東京都労働産業局「大規模小売店舗立地法 届出状況一覧」をもとに集計(2014年を除く)
2014年は、経済産業省「商業統計調査」
過去の推移
1999年から2007年の市内卸売業・小売業の推移については、以下のファイルをご覧ください。