飼い主のいない猫(のら猫)対策
飼い主のいない猫とは
飼い主のいない猫の問題
飼い主のいない猫(のら猫)とは、人に直接的に飼われておらず、人が居住・管理する家屋等を主な住み家としていない猫を指します。
繁殖制限をしていないため増えてしまったり、ゴミ漁りやフン尿被害など、近隣の生活環境に支障をきたす要因となることがあります。
飼い主のいない猫に関しては、様々な相談が市に寄せられています。
「地域猫活動」とは
「地域猫活動」とは、飼い主のいない猫の問題に、地域住民・ボランティア・行政が協力し合い、人も猫も暮らしやすい街づくりを目指す取り組みです。
活動の概要は、以下のとおりです。
- 地域の理解を得る
- 猫が増えないように、不妊・去勢手術をする(一代限りになる)
- 地域内で分担して、猫用トイレの設置、エサの管理や清掃をする
詳細は、以下のパンフレットをご覧ください。
地域猫サポーター活動のパンフレット(PDF・1,206KB)
こちらのパンフレットは保健所中町庁舎(生活衛生課)で配布しています。
地域猫サポーター活動
地域猫活動をされる方へ
飼い主のいない猫でお困りの方も、ぜひお読みください。
元気な猫の保護・収容はしておりません
市では以下の例外を除き、猫の保護・収容はしておりません。
- 歩けないほど重症な場合
- 生まれたての子猫で、かつ親猫が育児放棄をしている場合
エサやりを止めても解決になりません
エサやりを止めると、猫は生ゴミをあさるようになります。
また、わずかなエサをめぐってケンカが絶えなくなります。
エサやりのルール
飼い主のいない猫対策
エサは置きっぱなしにせず、対象の猫が食べ終わったら片づけ、周囲を清掃しましょう。(野生鳥獣が来たり害虫が発生する原因となるため)
むやみに餌付けすることは避けましょう。
猫用トイレ
猫用トイレを設置して、フン尿の被害を減らしましょう。
プランターに土を入れ、猫のフンとまたたびを混ぜるだけで、猫用トイレになります。
猫用トイレの数は、多い方が効果があがります。
活動の効果
地域猫活動を行うことで、徐々に数が減っていくことになります。
飼い主のいない猫は、病気や交通事故などの危険が高く、寿命は4年から5年と言われています。
飼い主探し
最期まで責任をもって世話をしてくれる飼い主さんを探すことも、検討してください。
飼い主のいない猫は、病気や交通事故などの危険にさらされ、過酷な状況で生きています。
猫にとっては、あたたかな家庭で飼い主さんに守られ、寿命を全うすることが望ましいです。
市からの支援(補助金等)
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術補助金
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術にかかる経費の一部を補助しています。
飼い主のいない猫との共生モデル地区制度
地域猫活動を行う団体等への支援です。
啓発看板や猫除けの方法について
ページ下部でご案内しております。
町田市地域猫活動ガイドライン
地域猫活動の基本事項や方向性、考え方を定め、地域猫活動の適切な運用を図ることを目的に策定しました。
このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 生活衛生課
電話:042-722-6727
ファックス:042-722-3249