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文学トークセッション「いま、ここ。私の現在地。」第3回 トミヤマユキコ(10月12日)

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更新日:2025年8月8日

既存の文学の枠組みやジャンルといった境界線を「越境」しながら、新しい表現の可能性を切り拓き社会とつながる新しい時代の作家、小説紹介インフルエンサー、文学研究家の3名をゲストに迎える文学トークセッションシリーズです。ゲーム作家、書評家として活躍する渡辺祐真氏をプレゼンターに迎え、ゲストそれぞれの過去を振り返りつつ、彼らが何を見て、何を感じ、どんな葛藤を抱えながら活動するのか、講演者それぞれの「リアルタイム」な思考にふれます。

第3回ゲストには漫画研究者、白百合女子大学人間総合学部准教授として活躍するトミヤマユキコさんをお迎えします。

ライター、漫画研究者として常に新しいジャンルを開拓してきたトミヤマユキコさんに、現代社会に働く女性たちの視点から少女漫画の表現の移り変わりについて、現在流行している悪役というポジションを演じる女性たちの表現についてお話いただきます。また研究者として、現代を生きる女性として、漫画への向き合い方はどう変わってきたのかなど、トミヤマさんご自身のリアルタイムな「いま」のお話も伺います。

ゲスト

トミヤマユキコ (漫画研究者、白百合女子大学人間総合学部准教授)

プレゼンター

渡辺 祐真(ゲーム作家、書評家)

日時

2025年10月12日(日曜日)午後3時から5時

開場は午後2時30分から

会場

町田市民文学館ことばらんど2階大会議室

参加費

無料

対象

市内外問わずどなたでも

定員

70名(申込順)

申込み

町田市イベントシステムにてお申込みください。
9月9日(火曜日)正午から10月10日(金曜日)午後11時59分まで、イベントコード:250909Aで受付

定員に達し次第、申込みを締め切らせていただきます。

その他

対談の様子を動画撮影いたします。
後日、渡辺祐真YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」にて配信します。

ゲストプロフィール

トミヤマユキコ

1979年、秋田県生まれ。
早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号(文学)取得。
現在、白百合女子大学人間総合学部准教授。
ライターとして、日本の文学、マンガ、フードカルチャーなどについて書く一方、
大学教員として、少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。
2021年から手塚治虫文化賞選考委員。24年からNHK高校講座「家庭総合」(NHK Eテレ)でMC。
主な著書に『バディ入門』(大和書房)、『ネオ日本食』(リトルモア)、『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、『女子マンガに答えがある 「らしさ」をはみだすヒロインたち』(中央公論新社)、『10代の悩みに効くマンガ、あります!』(岩波ジュニア新書)、『文庫版 大学1年生の歩き方』(共著、集英社文庫)、『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)、『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)、『40歳までにオシャレになりたい!』(扶桑社)、『パンケーキ・ノート』(リトルモア)などがある。

プレゼンタープロフィール

渡辺わたなべ 祐真すけざね

1992年生まれ。東京都出身。作家、書評家、書評系YouTuber、ゲームクリエイター。情報経営イノベーション専門職大学非常勤講師(日本文化)。
2021年頃から副業として書評家の活動を開始。2023年に株式会社スクウェア・エニックスを退職し、専業となる。テレビやラジオなどのメディア出演、トークイベント、書店でのブックフェア、高校や大学、企業での講演会なども手掛けている。現代小説、古典文学、短歌、人文学を中心に、幅広いジャンルを分かりやすく楽しく語ることをモットーに活動をしている。
毎日新聞「文芸時評」、共同通信社「見聞録」担当。TBSラジオ「こねくと」、「文化系トークラジオLife」レギュラー。NHKラジオ「スケザネの古典は笑って読め!」ではパーソナリティを務めた。著書に『物語のカギ』(笠間書院)、編著に『みんなで読む源氏物語』(早川書房)、『あとがきはまだ 俵万智選歌集』(短歌研究社)。共著に『吉田健一に就て』(国書刊行会)、『左川ちか モダニズム詩の明星』(河出書房新社)など。連載に『文學界』(文藝春秋)、『スピン/spin』(河出書房新社)、『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)、『小説すばる』(集英社)など。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。